17番人気、単勝360倍だったこの馬。
果たして馬券に加えることはできたのか?

レースは終わってますから、好きなように書けるわけですが、よくある激走パターンなので、一応振り返ります。


この馬は高松宮記念が、キャリア35戦目。
これまでは一貫して、1400・1600Mを中心に、レースを使っていました。
ようやくオープン特別は勝ったものの、重賞では惨敗続き。
しかし前々走のオーシャンSで、今までとはスタイルが違う、中団からの差しで一応掲示板は確保しています。
これは「もしかしたら、距離短縮はいい方向に出たのかも知れない」と思わせました。
しかし結果は5着ですし、モズスーパーフレアには離された。
次走で狙うほどの印象は無かったかもですね。

この馬マイル中心に使われて、ほとんどの人が「ひと伸び足りないマイラー」と思ってなかったでしょうか?
しかし遡ってみると、初勝利をあげた3戦目は1200Mでした。
しかも1800・1400Mと使ってきての、距離短縮だったんですね。
強いて激走の理由をあげれば、この辺りでしょうか。
まぁあれだけ人気なければ、ジョッキーは気楽なものです。道中はインで何もせず、ピッタリを回っていたら、なんか前が空いて脚も残っていたと。
その辺も上手くいった印象です。ジョッキーが一番ビックリしたかも知れませんね。


さて、ショウナンアンセムを振り返りましたが、問題は「あなたはデビュー3戦目まで、遡って戦績をチェックしますか?」ということです。

全馬をチェックする方は、「うん、チェックする」でいいと思います。頭が下がります。
4・5年前の実績まで考慮するなんて、なかなかできないことです。しかも全馬をチェックしないと、意味がありません。
やったからといって、馬券に結びつくかは、また別問題ですしね。

ここでまた、発想を変えます。

何年も前の実績まで精査しないといけないレースは、はなから買わないというのはどうでしょう?

予想を投げ出しているようにも見えますが、もっと効率良く競馬に取り組む手段はあると思います。

この辺が、サイトをリニューアルさせる理由にもなっています。
「G1は買わない」とは言っていません。
「買う場合には、条件がつく」と言ってるだけです。

今後私が、「どのように競馬に取り組むか」について、具体的に書いていこうと思います。