眩暈と陶酔の狭間で

眩暈と陶酔の狭間で

美しいもの
陶酔するもの
甘美な余韻

全て、糧にして。

2025年、衝撃的だったレストランが青山のMærgeだった。

伝説的だったスタッフを集め、家具も特注、プレゼンテーションの楽しさと特別な料理…瞬く間に魅了され、開店半年でミシュラン1つ星を獲得し、本気で三つ星を狙っている。その意欲と勢いがすごくてとても印象に残った。


で、新年最初の東京のレストランは、Mærgeと決め、和装で伺うことに。

この歳になって奇抜な着物はやめろ、という外野の声もあるが好きなんだから仕方ない。


青山というか表参道近く隠れ家みたいなところにあるのお店。路地にはいっていくワクワク感はたまらない。


メニューは以下の通り。


ベニマドンナのカクテルからスタート。


アミューズ


コロッケ プランダート パン粉に炭を加えた


アラマドリ

クロアッサンの生地

魯山人の器


ブーダンノワール

鹿

ビーツのゼリー


タケノコのかたちのタラバガニのスープ

滋味深く



キャレドブール Meargeのスペシャリテ

お客が具材を選べる

キャビア

生ハム

レンコン(赤酢でマリネ)

リコッタチーズ

コンテチーズ

自分が全部盛りでシャンパンにすごく合う


列海

昆布出汁に

岩のり

口の中が海、美味しい


岩のりのジュレ

山芋しゃくしゃくと楽しく

イカが甘い


リゾット

セリやハコベラ

アワビ

泡を使って香りをつけて

苦いのと旨いのと重曹的な味でとても美味しい

ソースと白ワインが破壊的に合って素晴らしい


スペルト小麦の各種パン

パンにつけるオリーブオイルが美味しい


ロゼワイン


天草フグ 唐揚げ 手掴みで

黒トリュフのソース

白子 クリのニョッキ 


シェリー酒の先発品のようなワイン


ボタンエビ

シェリー酒に漬け込んだボタンエビ

島原の手延べそうめん


サワラ

香茸のソース


口直し

金柑のコンポートとゆずのゼリー

チーズのシャーベット

コンブ茶、オールドバカラ



ヤマシギ

黒トリュフ

ジビエ用のカンパーニュ

特性のバターとソースを絡ませてワインを飲むと至福

久々にフレンチらしいフレンチ

いい意味で濃厚でどっしりして

パンとワインが進んでしょうがないくらい満足

 

バニラアイス

バニラの鞘に見立てたミルフィーユ

楽しい、美味しい


温州みかんのシャーベット

大和橘のザバイヨン ザバイヨン

 

小菓子

カヌレ

ギモーブ

焼きマシュマロ

信楽焼

コーヒー


冬だからか全体的に濃厚な印象

相変わらず素晴らしかった


また春に伺えるといいな


#Mærge #青山グルメ #表参道グルメ #ミシュラン
































石川県立能楽堂で、94歳の野村万作師が一人で語り、喋り、転げ、演じる奇跡の舞台「見物左衛門」、
そして能楽界最高峰の友枝昭世さんの「清経 音取」。まさに至芸。最高がここにある、と実感できる唯一無二の体験でした。
全国からのお客様で即完というのもわかります。

個人的な友枝昭世さんの「清経」雑感としては…。

まず次第。
ワキの淡津三郎役、傘を被った欣哉さんが現れるだけで、旅情を感じさせる。当代随一のワキ方として宝生欣哉という人が立っている。
そこからのワキ謡が、悔しさと悲しさがにじみ出ながらやっぱり音楽的に美しい。鼻と喉と身体の響きを使いながら、これぞ、という謡。ただただ、ありがたく感じる。

音取
松田弘之さんと明世さんの一対一。
びょうびょうと吹き渡る笛の音に清経の情感が重なる。

そう。今回の清経は情感のクセだった。
香川靖嗣さん率いる地謡のドラマチックな盛り上げ、それに呼応するシテ。切々と伝わる無念と諦観、そして情愛。
大好きな曲目だったけど、これだけ濃厚なのかと驚いた。

そしてキリ。
「さて修羅道に遠近の」からの見事、というか、骨法正しく、どこもゆるがせにしない、一部の隙もない修羅道の戦いの舞。ただただ圧倒された。

 

最近大注目の表参道「Maerge」さんへ。

今年の6月に開店された情報を知ったときに「これは!」と思って予約。開店半年でミシュラン一つ星を獲得して驚きと共に期待が高まった。

 

アミューズ

サンマのタルト荒間鶏 根セロリを花のかたちに

セップ茸 カリフラワーのスープ シロイカ

 

キャレドブール

バターをたっぷり使ったクロアッサン 

割るとふわっと湯気が立つほどの焼きたて

そこへリエット 鴨 キャビア

コンテチーズ 赤玉葱のピクルス

客に乗せるものを選んでもらう いわばオープンサンドのようなもの

自分が選んだのは「全部乗せ」

もう至福

 

4種の貝を使ったエチュベ

最後に葛餅 白と素晴らしく合う 器も可愛い

 

 

秋の実り

イメージは熊鍋 鴨のコンソメをあたためて

ナギナタコウジュ 銀杏 栗

ヤマドリダケ セップ茸 カワリハツタケ

ヒグマ肉と共に

熊肉はトドと同じように脂を楽しむ料理

この出汁は美味い!

微かな渋みがまた奥行きを感じさせて美味

 

 

カワハギ 肝 白トリュフ

ビネガーを和えて 言ってみれば「寿司」

日本酒が出てきてこれがめっちゃ合う

 

ボタンエビのイヴレス

余市のボタンエビを酔っ払いエビのようにして

島原の手延べそうめん ウニ カニのスープ

思い出しても美味しかった…

 

クエのブレゼ

雲南省のマツタケ

イチジクの葉で包んだ自家製のリコッタチーズをソースにして

水茄子とカブの白和えの付け合わせ

濃厚なソース

マツタケとクエとソースの取り合わせが抜群

凄まじく美味しくて驚いた

ワインとパンにも実に合う

 

口直しに ミョウガ サルナシの実

新生姜のシャーベット 紫式部の花

面白い 楽しい

 

今日のお肉

思い出が深い山鳩のローストに

もも肉の薪焼き ソースポワブラード

頭から全部出してくれてそのそれぞれが素晴らしい味だった

味の鮮烈さと深さにうっとりしながら感動

 

 

あまながとうがらし シャインマスカット

黒文字のゼリー マーガオ

梨と甘酒のソースをかけて

ちょっとタイっぽい味がしてさっぱり

これは美味しい

 

旅茶碗

デザート用に器と飲み物を選ばさせてくれる

自分は楽焼きで抹茶を選んだ

 

スフレ 摘果みかん

レモンマリーゴールドのアイス

 

小菓子

カヌレも他のお菓子も全部美味しかった

 

かなりのボリュームだったけど感動と美味しさで胃の底が開いて大満足して完食

 

次の予約を初春に入れた。

また楽しみにしてます。

 

#Maege #表参道グルメ #フレンチ #ミシュラン

 

 

 


前々から行きたかったTARO-azabujubanさんへ。
名店「銀座キャンドル」の後継店として地元だけでなく海外からのお客がひっきりなしに訪れる人気店。大人気のチキンバスケット、グラタン、ハンバーグ、ビーフチューなどの極上の洋食メニュー以外にも、ラーメンにも定評がある。
今回は席を予約したけど、あえてコースじゃなくてアラカルトで。
だって美味しそうな品はたっぷり食べちゃいたいじゃない、ってんで注文に悩みまくることに。

結局、選んだのは以下に。
まず、お通し
とうもろこしの冷製スープ
濃く味わい深く粒が微かに




旬の生野菜と景品ドレッシング



彩りよくドレッシングもステキ

ホタテフライタルタルソース添え



肉厚新鮮なホタテ
タルタルソースが独特でめっちゃうまい

海老マカロニグラタン



濃厚なのにあっさりしてるのでいくらでも食える

冷たい煎茶

黒毛和牛ビーフシチュー



これもデミソースがしっかり旨みあるのにもたれ感なく、それなりのポーションなのにしっかりたべらた

そして、〆は、特製焼豚麺



勝手に醤油味と考えていたら、塩。
ただ旨味はしっかりある。
それが細麺と刻みネギと特製チャーシューと絡むと…もう絶品でした。

海外の方が素早く麺を食べてたのも納得の味でした。

チキンバスケットもハンバーグも焼豚とエシレ村のバターのご飯も食べてない。
またきっときます。
ご馳走様でした!
#洋食 #ラーメン #麻布十番 #taroazabujuban #ビーフシチュー #海老マカロニグラタン

亀井忠雄三回忌追善「第十一回広忠の会」へ。

能「江口」より鑑賞。

観世宗家のこれぞ本三番目物の極みの江口。品位、美しさともに息を呑む。ただその後の「経政」の舞囃子、最高峰の友枝昭世師の一連の数十分が一つ一つダイヤモンドのようなキラキラで力みもなく軽いのに全部確かで…尊いものを観た。


最後の能「道成寺」も楽しかった。喜正さんは間違いないし、大倉伶士郎くんの乱拍子の披キは初々しくてよかったし、山本・茂山の東西大蔵流のアイはハマってたし。地頭・三郎太と副地頭・淳夫の若い地頭たちも頑張っててとてもよかったし、広忠さんの気力を感じました。いい会でした。