Half-A-Room
Half-A-Room -半分の部屋-
敬愛するオノ・ヨーコさんの立体作品のタイトルです。
響きと文字の並びが素敵だと思い、ブログのタイトルにさせていただきました。
中のものがすべて半分に切断され、真っ白に塗られている部屋。
眺めていると不安になるような、それと同時になぜか安心するような、そんな作品です。
半分の椅子。半分の棚。半分の額の絵。
完全であることを望みながらそこにいるのか、それとも初めから放棄しているのか。
道具としての機能は果たさないけれど、存在として完全であるのかもしれない、半分に切断されたものたち。
自分は何かが欠けた人間であると感じながら生きている私にとって、半分のものたちはとても近しく、そして愛おしく、同時に、自分の存在を肯定してくれるように感じられます。
半分の部屋に佇むヨーコさんの写真は印象的です。
彼女もまた、部屋の中のものたちと同質の生き物として、そこに存在しているのかもしれません。
彼女は言います。「私たちは元々半分なのだ」