ようちゃんの、夜
「ようちゃんの夜」前川梓、という本をよみました。
あたしはようちゃんで、
ようちゃんになりたいけどなれないアサコで、
ようちゃんでいるのは苦しいからようちゃんじゃないふりをしているようちゃんで、
そんでもってようちゃんを侮蔑している、アサコだ。
うつくしくて完全なようちゃんと、
醜くていびつなアサコは、
おなじようにいびつな、現実の、ある一点で、
奇跡みたいに、出会う。
ふたりの、とてつもなく似ていて、
とんでもなくかけ離れた世界が、
瞬間、 交錯する。
まるで奇 跡 み た い に。