下の動画やYouTubeに溢れるプーチン大統領の演説の取り上げ方を観ていてとても気になったことがあります。
表情や語り方から、
なにか感じませんか⁉️
無表情な顔、戦闘行為の正当性を淡々と語る口調、、、
感情が見えない、能面のような表情。
怒りや、憤りを激しく表現するのではなく、
武力攻撃による制圧を淡々と語る口調。
わたしは、
先日の記事に書いたダークトライアッド、ダークテトラッドの他に、精神病理学的に言われている
あと二つの特徴を感じました。
ひとつは、
アレキシサイミア❗️失感情症!。
自分の気持ち、感情を自覚できない、言葉で表現できない、ので、一見論理的、合理的なことを理性的、理知的に語る態度。
もうひとつは、
シャーデンフロイデ❗️
他人の不幸を喜ぶ気持ち。
アレキシサイミアが併せ持つような極悪非道な戦争行為を実行に移すことで快感を得ているような姿勢、快楽殺人や、殺戮を繰り返して止められなくなるような依存症をもたらすシャーデンフロイデ、他人の不幸を楽しむ人間のサガ。
これらは、マキャベリズム、ナルシシズム、サイコパシーのダークトライアッドにサディズムを加えたダークテトラッドとも密接に関わり、いろんな言動に出てきます。
脳科学、臨床心理学的にはこのようなひとは相手にせず逃げるのが正解だと言われてます。
それでも、もうひとつややこしいのは、神経伝達物質のオキシトシン、アルギニンバソプレッシンの影響です。
前者の
オキシトシンは、
子育ての母親が授乳時の乳腺や、出産時の子宮収縮のや際に活性化する脳内伝達物質です。
愛情ホルモンとも呼ばれたりしますが、脳科学的には、過剰な愛情表現で子供を束縛したり、あなたのためにやってるのよ!という母子関係のマウンティングや、虐待にも繋がると言われています。
もうひとつの
アルギニンバソプレッシンは、
浮気の遺伝子として発見されたます。
国王や貴族、国家元首などが愛人を多く持ったり、誰にでもいい顔を見せて、八方美人を装う態度に現れるようですが、本人には自覚はなく無意識的な行動として現れます。
このように、プーチン大統領の一連の言動、積極的な戦争行為の背景には、臨床心理学、脳科学なとの知見を踏まえて、社会病理学的な視点から考える必要があると思います。
WHOや日本看護協会、医師の一部にも、このような社会病理学的なアプローチやスピリチュアルヘルスの観点で、統合医療などのアプローチをしている方々もおられます。
ただ、残念なことに、日本では、1999年にWHOの健康の定義で提唱したスピリチュアルヘルスの追加を認めなかったいきさつがあります。
参考)健康の定義
公益社団法人 日本WHO協会のホームページです。世界保健機関(World Health Organization:WHO)の健康の定義についてご紹介いたします。
健康のステージは、
カラダだけでなく、こころの健康、精神保健<<社会保健、政治、行政の健康<<スピリチュアルヘルス、魂の成長、幸福の追求へと昇ります。
フィジカル、バイオロジカルな健康は最下位の次元です。
プーチン大統領には、もっと感情表現を表に出すことを願います。
そして、関係者には、安全で安心して対話場の作り方と対話するプロセス、民主的な意思決定のプロセスを学んでほしいと思います。
これは、日本の日常で起こるイザコザ、夫婦喧嘩、親子関係、社内のパワハラ、学校のイジメ、コロナ対策の医療行政のプロセス全てに当てはまることだと思います。
価値観、世界観の多様性とどう向き合うか、自分の感情、無意識的な言動とどう向き合うか、、、
ダークテトラッド、シャーデンフロイデや神経伝達物質は、社会病理を紐解き、四つの健康のステージを包括的に扱うスピリチュアルウェルネス、魂の幸福と成長のプロセスを学ことで、社会病理学的な処方箋、セルフケアが進んでいくことを祈ります❣️
この世のあらゆる問題は、自分の中で起きている、そう考えると、
個人的には、
お料理やアートワークを通じて学べることが多いかと^_^



