和歌山県の知事が逮捕されました。
地方行政や建設業を知らない人は、どうして、そんなことをするのかと思われることでしょう。
以前、和歌山にいたことがあります。
「知事選は、建設業者の生き残りがかかっている」
と聞きました。
つまり、勝った知事を応援した、建設業者が、知事の任期中の仕事をもらえるのです。
負けた知事を応援した建設業者は、その間、仕事が来なくなり、倒産することもあります。
この問題点は、システムにあります。
今回の事件では、中立であるはずの役所が大きく関与していました。
役所の監査システムが機能していないことが問題の1つでしょう。
個人がなんでも出来てしまうシステムは、個人に責任を追求することになります。
結局、和歌山では、出納長が自殺してしまいました。
日本人は、村単位の社会を形成します。
村には村の決まりがあります。
そして、いつの間にか、他の村人には理解できない決まりまでできています。
小生は、幼児期に田舎から田舎を転々としましたから、感覚的に身にしみています。
田舎には、不文律があって、何も言わなくても分かりあえる、暮らしやすさの反面、
一定の価値観しか受け入れない、田舎の決まりがあることを。
その村で生きることを「よし」とするか、否か、
個人の選択肢だと思います。