少し古いソースですが、各国リーグの観客動員数について、ブラジルのコンサル会社の結果がリリースされたました。
興味深い内容があったので、拾っていきたいと思います。
サッカーリーグの平均入場数、日本のJリーグは16,572人で世界12位。 (ナリナリドットコム)
≪抜粋≫
ブラジルのコンサルタント会社PLURIが10月16日、世界各国のサッカーリーグの観客入場者数に関するデータや、TOP20ランキングを発表した。それによると、日本のJリーグは世界で12番目に多い平均入場者数を誇るという。
上位5リーグまで見てみましょう。
[リーグ] [観客入場者数] [スタジアム収容率]
1位:ブンデスリーガ ・・・45,083人 93%
2位:イングランド・プレミアリーグ ・・・34,604人 97%
3位:スペイン1部リーガ・エスパニョーラ ・・・28,400人 74%
4位:メキシコリーグ ・・・25,343人 62%
5位:イタリア・セリエA ・・・21,921人 51%
上位の中での驚きは、「当然、欧州リーグか南米のリーグが独占している」と思いきやの、4位に「メキシコ」ですね。
北中米の古豪のランクイン。
平均で25,000人オーバーという数字も、サッカーに熱い国だけありますよね。
スタジアム収容率が62%と若干低いですが、10万人以上を超えるアステカ・スタジアムなど超巨大なスタジアムのある国なので、収容率はこんなものでしょうね。
日テレ系の「サッカーアース」を見ていても、ハイライトで映るメキシコリーグには、スタジムの熱さを感じますからねえ。
そして、順を追っていくと、1位ブンデス。
圧倒的な数字であることは知っていたももも、平均して45,000人超というのは凄い数字ですねえ。
スタジアム収容率も90%を超えている訳ですから、常に全試合で満員に近いということですよね。 リーグ全体でこれだけ入るということですからねえ。
どのチームもキャパシティーが大きいこともあるのでしょうが、この数字は改めて、驚くばかりです。
そして、2位、3位は、プレミア、リーガと予想通り。
2位プレミア も、常にどの会場も満員の印象がありますが、数字からも表れいて、スタジアム収容率も97%というのは驚異的ですねえ。
ほとんどの海外が満員御礼ということですからね。
イングランドもプレミアリーグを新たに立ち上げて、リーグのブランドも完全に確立しましたよね。
で、3位のリーガ。
2強時代に突入している昨今ですが、それでも、それ以外の盛り上がりで30,000人弱というのは、各地域やクラブで、サッカーが文化に確実に浸透していることが伝わってくる数字ですねえ。
リーグで飛び向けるチームがありつつも、オラが街のチームへの愛情は絶対。順位など関係ないということなんでしょう。
つづいて、5位にセリエA。 世界最高峰の時代からかなりの年月が経ち、スタジアムの盛り上がりもこんなものかなと思いますが、20,000人強という数字は、個人的には、もう少しあってもいいのかな?なんて思ったりしますねえ。
スタジアム収容率も51%と少し寂しい気がしますねえ。
地方都市では、盛り上がっている気はするのですが、都市部の大規模なサッカースタジアムで空席が目立つ感じはしますよね。
続いて、中位に目を向けていきましょう。
[リーグ] [観客入場者数] [スタジアム収容率]
6位:オランダ・エールティヴィジ ・・・19,485人 90%
7位:フランス・リーグアン ・・・18,863人 70%
8位:アメリカ・MLS ・・・18,700人 88%
9位:イングランド(2部) ・・・17,899人 68%
10位:中国・スーパーリーグ ・・・17,657人 46%
特筆すべきは、6位「エールティヴィジ」。入場者数は少ないものの、スタジアム収容率は90%もあるということ。こじんまりなんでしょうが、常に満員に近いスタジアムで試合が行われているということなんですね。
で、もう一つは、8位「MLB」。入場者数も大検討だと思いますが、スタジアム収容率が88%というのは凄いですねえ。
逆に、10位の「中国・スーパーリーグ」は、ビックスタジアムが多く、器が大きい割りにということで、スタジアム収容率46%なんでしょうね。
同じくらいの入場者数でも、スタジアムの雰囲気は全く違うであろうことは想像に難くないですよねっ。
で、10位以降は、ピックアップ。
日本のJリーグを語らないといけないでしょう。
12位で、16,572人 収容率52%。
少なくとも、中国に入場者数を上回って、アジアトップの集客ほ誇るリーグでありたいですよね。
降格・昇格してくるチームで観客の増減も出てきますが、トップを維持したいものですね。
で、意外なのが、ブラジル。
13位、14,879人 収容率44%。
巨大なビッグスタジアムがあり、サッカー文化や土壌もあるだけにこの数字は寂しいですね。
ここ近年はブラジルも好景気だと聞きますし、もう少しは上位にいるものだと思っていました。
あと、若干の意外が、スコットランドリーグと、ロシアリーグ。
日本より入場者数が少ないんですねえ。
14位スコットランド では、グラスゴーやセルティックなど人気チームにはたくさんのサポーターがいますが、偏っているということなんでしょうかね。
15位ロシアリーグも、12,000人強というのも、寂しい数字ですねえ。
人気チームの、ゼニト、CSKAモスクワ、スパルタクモスクワ、ディナモモスクワなど人気チームは複数あるもの、そのチームと以外のチームとの人気の格差がるのでしょうかね。
ベスト20位圏外では、アルゼンチンリーグはどれくらの観客動員をしているのか興味がありますねえ。衰退しているでしょうかね??
アルゼンチンもビックスタジアムがたくさんあるでの、収容率は低いとおもいますが・・・。
こうやって、並べて見て見ると、案外と予想外の結果がいくつかあるものですね。
で、日本のJが目指すところでいえば、まずは中国を抜いてアジアトップになること、そして、18,000人超で、世界が集客数が常にトップ10には入るといったところでしょうか。
Jにそれだけスタジアムでの人の目が向けられると、選手のモチベーションも上がりますし、クラブ経営にもプラスになりますし、まずは、それくらいをリーグでありたいですよね。
国内では、代表ばかり盛り上がるのではなく、Jでも。
入場者数が一気に伸びなくても、コツコツと、角度は小さくても、右肩上がりで推移してくれたらいいいですよね。