もう怖くない!科学的に解明された金縛りのメカニズム
8月09日 20時31分
■金縛りは霊や悪魔の仕業?
「あれ、目が覚めたのかな?」と思って薄目を開けても、まだ周りは暗い。よく見ると身体の上に何かが乗っていて、だんだん息苦しくなってくる。
胸の上のものは、この世のものとは思えない。怖くなって叫ぼうとするけれど、声が出せない。逃げようとしても身体が動こうとしない。だんだん焦ってきて心臓がバクバクする。もうだめだ!と思った瞬間に、身体の自由を取り戻して一息つける…。
私もこれまでに、金縛りを数回経験しました。初めてなったときはとても怖くて、金縛りが解けるとともに叫んでしまいましたが、3回目くらいにはなんとなく慣れてきました。
この金縛りというのはもともと、仏教用語の「金縛法」(きんばくほう・かなしばりほう)からきています。これは、お不動さんの名で親しまれている不動明王が、敵や賊を身動きできなくする密教の秘法です。ぴったりの言葉を当てはめたものだと、感心しますね。
世界的に見ても金縛りは、幽霊や生霊、悪魔、魔女、妖精、空想上の生物などが起こす超常現象と考えられてきました。しかし最近では研究が進んで、「睡眠麻痺」という睡眠障害の一つと考えられています。
■2人に1人が経験する
国際的な研究グループによると、一生の間に金縛りを経験する確率は、40~50%とされています。日本の調査でも、40%の人が少なくとも一回は経験していることが分かりました。
一方で、多くの学生を対象にした調査では5%、すべての年齢を対象にした調査でも6%という低い発生率の報告もあります。
金縛りを繰り返す割合は、国際的な調査では健常人の3~6%と多くありません。一方、インターネットを用いた研究では、金縛り経験者の36%がエピソードを繰り返していました。金縛りになった人の3人に1人は、複数回経験しているということです。思春期や青年期に初めて金縛りを経験する人が多く、主に10~20歳の間に起きているようです。
■脳は目覚めているのに筋肉が眠っている
金縛りが起きたとき、本人は目覚めていると意識しています。実際、このときに脳波を調べると覚醒状態を示していますから、頭は目覚めています。ところが金縛り中に筋電図をとると、筋肉は全く緊張していません。身体はまだ眠っている状態です。
夢を見ることが多いレム睡眠中は、筋肉は動かないのに脳がかなり活動しています。このときに、脳だけ完全に目覚めてしまうと金縛りが起こるのです。
金縛りの間は、身体のほとんどの筋肉を動かすことができませんが、目玉やまぶたを少し動かすことができます。呼吸するための筋肉は通常通り働いていますが、胸を圧迫される感じや息苦しさを感じることはよくあります。変なものが見えたり聞こえたりする幻覚は、25~75%の人が経験します。
数秒~数分間、金縛りが続き、そのあと自然に身体が動くようになります。他の人に身体を触れられたり話しかけられたり、あるいは本人が強く動こうと思うことで金縛りが終わることもあります。初めて金縛りになった人は、強い恐怖感や不安感を覚えます。何回か繰り返すうちに嫌な感情が薄れたり体験を楽しんだりする人がいる一方で、いつまでもはじめと同じくらいの不安や恐怖を感じる人がいます。
■金縛りにならないために
睡眠の質が悪かったり睡眠時間が不足していたり、あるいは日中に睡眠をとる習慣があると金縛りになりやすいことが分かっています。
これは、睡眠の後半に多く現れるはずのレム睡眠が、寝ついてすぐに現れてしまうことと関係があります。健常な人を睡眠中に強制的に目覚めさせた実験では、再び寝ついた時にレム睡眠が現れ、金縛りも同時に起こりました。
また、時差ボケのときに体内時計を急にリセットしようとすると、金縛りが起こることがあります。眠るときの姿勢では、仰向け寝で起きやすくなります。精神的ストレスが大きな原因とも考えられていますが、関係がなかったという報告もあります。性格では、偏執的あるいは妄想的な性格傾向がある人に多いようです。躁うつ病や精神安定剤の使用、夜間下肢こむらがえりとの関係があるという報告もあります。
金縛りの回数が多く精神的な影響が大きい場合は、治療が必要です。多くの場合、金縛りは超自然現象ではなく、科学的に説明できるメカニズムで起きることを理解すると、悩みが解消します。寝室の環境を整えて生活の習慣を見直し、睡眠の質を良くしたり十分な睡眠時間を確保することも大切です。治療薬としては、三環系抗うつ薬が処方されることがあります。
8月02日 02時00分
夏と言えば花火に海水浴と、カップルにとってはイベント盛りだくさんな季節ですが、これを書いている筆者(23歳/女性)は残念ながらとくに浮いた話もありません。
そこで、せめて他人の恋愛話で盛り上がろうと言うことで、周囲のアツアツカップルの女性に「強引なキスのシチュエーション」を聞いてみることにしました。
■「ポッキーを食べていたときのこと。彼が『チョコがついとる』と言って、笑いながら私の唇についたチョコをぬぐってくれました。私が『自分でやるよ』と言って離そうとしたら、いきなりガバッとキスをされました!! びっくり&ドッキドキでした!」(28歳/女性)
口についた食べ物がチョコっていうところが、まずかわいいですよね。これがネギとかだったら、ちょっとぬぐえないかも……それどころか、「食べ方が汚いな」って言われてしまいそう! 女子の皆さん、口のまわりにつける場合は、チョコか生クリームですよ!
■「男女2:2で飲んでいて、そのまま友達の家に泊まることに。みんなで適当に寝ていたら男友達にいきなり起こされ、手を引かれて部屋の外に連れ出されました。寝ぼけて騒いでいたら『しーっ』と言われて、私の口をふさぐようにいきなりキス!! 好きな人だったので、うれしかったです」(23歳/女性)
「口をふさぐように」って、少女マンガにたびたび登場する鉄板のキスシチュエーションですね! ほかの人に見られないように、というハラハラ感がたまりません。
■「会社の飲み会帰りのこと。彼とちょっとしたケンカをしてしまい、『私のこと嫌いなら放っておいてよ!』とキレていると、『お前ムカつく』と言いながら壁に押し付けてきて、無理やりキスされました。『お前のこと嫌いになんかなれるわけないだろ』のひとことののちにまたキス。これで仲直り&ほれ直しました」(21歳/女性)
キャー! 壁に押し付けられて、という強引さにあこがれてしまうのは私だけではないはず。「嫌いになんかなれるわけないだろ」なんて、言われてみたいですよね! ケンカの仲直りは熱いキッスに限ります。
■「ずっといっしょにいられると思っていた大好きな彼と、彼の仕事の都合で別れなくてはいけないことに。そのことをギリギリまで隠されていたことがショックで、私は泣くことしかできませんでした。彼の言葉に何も反応しなかったとき、無理やりうつむいていた顔を上げられてキス。見ると、彼も泣いていました。2年後必ず会いに行くと言われたので、今でも彼だけを愛して待っています」(18歳/女性)
一途な恋愛を貫いている、すてきなエピソードでした。彼も泣いていたというところに胸キュン。ちなみに、この出来事は1年半前のことだそうなのであと半年の辛抱とのこと。早く、会いにきてあげて!
■「『強引なキスのシチュエーション』のコラムを書いていたら、『こんなキスにあこがれてるんだ?』と言われ、いきなりあごをクイッとあげられてキス!!」 (23歳/女性)
いいですよね。こんなシチュエーション起こらないかな……。
周りの男性に話を聞いてみると、無理やりとか、強引さ具合が難しいという声もチラホラ。女子の皆さんはこの機会に「こんなのされてみたい」アピールを、気になる相手にしてみてはいかがでしょうか? そして男子の皆さんも、もう少し強引になってみてもいいかもしれません。
ただ、「友達の家で飲んでいるときのこと。酔っ払って外で涼んでいたら、男友達に『そんなとこにいるとチューするぞ』と言われて、無抵抗のうちにチューされてしまいました。ぜんぜん好きな人じゃないから嫌だった上に、本人は翌日覚えていないし、最悪でした!」 (23歳/女性)のような声もあったので、くれぐれもご注意を!
(栗本千尋+プレスラボ)