鎮座地:新潟県南蒲原郡田上町田上丁
御祭神:天照皇大御神
旧社格:村社
参拝日:令和2年11月10日、15日、令和3年3月27日、4月3日
口碑によると弘仁年間(810~823年)の創立とされる当地の産土神。元禄年間(1688~1703年)に再建。寛政3年(1791年)に拝殿を建立。享和3年(1803年)、宝殿を造営。大正7年(1918年)、村社に列せられる(田上町のHPでは大正8年とあるが、神社明細帳では大正7年12月25日とある)。現社殿は神明造、銅板葺きで用材は桂。村社に列せられたことを記念して建築されたもので大正10年(1921年)の竣工。棟梁は宮大工の第一人者といわれた、越中(富山県井波町)の角平、大鳥居は、富山県魚津町松本栄次の建築。
神社明細帳には、境内社として若宮社(廣臨親王)と豊受社(豊受比売命、大己貴命)が記載されている。豊受社の御祭神、大己貴命は、大正8年に村内の日枝社を合併したもの。
境内に田上城(田上館)があったという説もあるが、明らかではない。
境内は、春は桜(下の画像では八重桜がまだ咲いていません)、秋は紅葉がとてもきれいです。
参道・神明鳥居・社号標 (春)
社号標の裏には「大正八年八月八日」と刻まれている。
社号標建立の日?
参道・神明鳥居・社号標 (秋)
神明鳥居
参道石段
大嘗祭・即位礼記念碑(平成)
大嘗祭・即位礼記念碑(令和)
拝殿(正面より)
拝殿(側面より)
拝殿(裏側より)
本殿
本殿脇(写真手前)の石祠は、境内社ではなく、領主だったかの墓所とお伺いしたように記憶していますが、記憶が曖昧になってしましました。申し訳ありません。
石段上より見下ろす
境内社2社