鎮座地:新潟県南魚沼市舞子
御祭神:布都御魂大神、受持命
旧社格:村社
参拝日:2020年10月30日
大和國の石上神社(石上神宮)の分霊を勧請し、本地へ遷座、社殿建立と伝わる当地の産土神。
神社明細帳には、創立年月不詳であるが、元慶年間(877年~884年)勧請、文明3年(1471年)再建、天文5年(1536年)再三建立との記載も見られるが、宝物殿のしおりには、「住古この地に小社ありて住人の崇敬を集めた」と伝わり、隣接する宝林寺旧記によると「法林庵五代一岳和尚は大和國の出生にて天文5年(1536年)石上大明神を勧請す」とあります。と記載されており、勧請の年代が異なる。
明治5年(1872年)、柏崎県の村社となり、明治6年(1873年)新潟県となり1小区1村社の定めにより無格社となるが、昭和5年(1930年)再び村社に列す。昭和8年(1933年)、稲荷神社(受持命)を合祀す。
紀元2600年の記念大増改築の際に、横山大観、山本五十六、双葉山定次、中山博道など各方面一流の人達の書画69点が、格天井として献上された。揮毫は、戦前、当時の中之島村長と地元出身の画家今井爽邦氏が著名人の方々から木の板に描いてもらったもので、以前は神社の天井に飾られていましたが、天災、人災などを受けることなく、未来永久に後世に残し伝えるため、昭和57年(1982年)宝物殿を造営し、保管・展示されている。
宝物殿を拝観させて頂き、宝物殿の印を戴きました。
鳥居・拝殿(右は宝物殿)
拝殿
鎮守宮と記された額
拝殿(豪雪地らしい柱がみられる)
本殿
宝物殿の印