鎮座地:新潟県加茂市下条

御祭神:譽田別尊、健御名方命、倉稲魂命、他

旧社格:村社

参拝日:2017年9月16日、2019年9月28日、2020年9月22日

 

 加茂山公園の山裾(青海神社とは反対側)に鎮座する。神社明細帳の由緒には、訂正がされて私には良く判読できませんが、文禄年度を訂正し不詳としてあるように読めます。続いて元文4年(1739年)、拝殿造営とある。鎮座地は、「南蒲原郡下條村字八幡原」とあり、平凡社「新潟県の地名」によれば、文禄4年(1595年)の検地帳に、「八まん原」の地名が見えるそうであり、それ以前の創建と考えられる。
 神社明細帳、新潟県神社庁のHPともに「八幡社」と記載されているが、今日「男山八幡宮」と称している。宮司様のお話では、石清水八幡宮より勧請とのこと、また、加茂市内の神社は、青海神社をはじめ、京都にゆかりがある神社が多いとのこと。
 明治40年(1907年)に諏訪神社を合併し、明治44年(1911年)に境内社の稲荷神社を合併した。大正10年(1921年)、村社に列した。現在、合併により11柱を祀るという。また、雨宝童子(天照大神が降臨した時の姿、化現とされ、大日如来とも同一視される)の像が祀られているとのことで大変珍しいとのことです。参道(石段)の前の立派な鳥居(写真を撮り忘れました)の額には古峯神社、男山八幡宮、稲荷神社と併記されている。
 宮司様には、いろいろとお話を聞かせて頂きましたが、私の記憶や記載に誤りがあれば申し訳ございません。突然の訪問にも関わらず御対応いただき、ありがとうございました。

 

鳥居をくぐり石段(写真を撮り忘れました)を登ると拝殿

 

奥行のある拝殿と本殿

 

本殿

 

御朱印

 

御神木