鎮座地:新潟県南魚沼市大里(旧塩沢町)

御祭神:大己貴神、少彦名神、奇稻田姫命

式内社:伊米神社 魚沼郡五座のうちの一座(論社)

旧社格:村社

参拝日:2020年10月30日

 

 創建年月不詳、当地の産土神。御祭神は、大己貴神、少彦名神、奇稲田姫命の三柱で、一宮三柱神社とも称された。農作の神として信仰され、毎年3月12日に行われる春季大祭では江戸時代を起源とする農具市で賑わう。
 歴代領主からも崇敬庇護され、天和3年(1683年)には幕府より社領が安堵された。現在の社殿は嘉永2年(1849年)に再建されたもの。神社明細帳には、明治41年(1908年)神明社(大日孁尊)を合併し社名を改称(一ノ宮三社神社⇒一宮神社?)と追記されている。
 「越後野志」にて大里村の一の宮を式内社「伊米神社」とする説があるとするが「『特選神名牒」では「大里村一ノ宮三柱神社は確証なし」と記されているようです。
 参拝時は急に雨が降ったりとゆっくり参拝できなかったので、改めてゆっくりと参拝したいと思います。

 

※神社明細帳では、御祭神を大己貴命、少彦名命、稲田姫命と記されていますが多くのHPで大己貴神、少彦名神、奇稻田姫命と記載されているので、このように記載しました。また神社明細帳では一ノ宮三社神社との記載が訂正されていますが、同様に多くのHPで三柱と記載されているので、そのように記載しています。

 

社号標、鳥居、境内(雨で背景がかすんでいます)

 

拝殿

 

拝殿・本殿