鎮座地:新潟県十日町市松代(旧松代町)

御祭神:健御名方命、事代主命、猿田彦命、倉稲魂命

 

 旧松代町に鎮座(「まつだい」と読む、「まつしろ」と読むのは長野県の旧松代町)。
 もとは諏訪社であったが、大正元年(1912年)に白鬚、松苧、石動社など5社を合併し、現社名となった。参道入口の社号標には「松代神社」とあるが、拝殿の扁額には「松山神社」とある。古くは旧松代町と旧松之山町をあわせて松山保、松之山郷と呼ばれていた関係だろうか。また、松代はかつて松平であったが、慶長15年(1610年)、家康の六男松平忠輝が城主となって以降、お殿様に遠慮して松代と改称したとの伝承がある。