鎮座地:新潟県魚沼市堀之内(旧堀之内町)

御祭神:天照大神、豊受大神、猿田彦命

 

 御師の一志太夫(神官の名跡:元は伊勢神宮の神官で、伊勢国一志郡の人)が、弘治3年(1557年)伊勢から皇大神宮(内宮)を勧請して草創したといわれるが、南北朝時代の正平16年(1361年)の草創ともいわれる。伊勢神宮の遥拝所として、古くから近郷近在の崇敬をあつめてきた。
 中世期には、越後守護上杉家の篤い信仰が寄せられ、その祈願所であったという。上杉家が関ヶ原の合戦に敗れ会津若松から出羽米沢に移封された際に一志太夫も同行したことから、米沢には堀之内の皇大神宮から分祀した皇大神社が建立された(慶長6年:1601年)。
 北側の参道は伊勢小路と呼ばれ、毎年5月から10月の第一日曜日には昔の賑わいを復活させようと始まった市(皇大市)が開催されます。