鎮座地:新潟県南魚沼市六日町(旧六日町)

御祭神:素盞嗚尊

 

 応永4年(1397年)創立、当地の産土神。社殿は嘉永3年(1850年)に焼失し翌年再建した。かつては牛頭天王と称し、明治4年(1871年)に八坂社、昭和4年(1929年)に現社号に改称した。
 八坂神社の東には魚野川が流れ、かつて六日町は新潟・長岡とならぶ舟運の重要拠点であった。航行の無事を祈願する船頭や船子たちが信仰したのが境内社の金刀比羅神社(大物主命)であり、毎年8月に櫂の先を奉納して花火を打ち上げた川開き行事が六日町まつり(2008年より兼続公まつり)の起源。現在八坂神社には最後の船の5間櫂が保存されています。
 また、1月には400年以上前に当時の坂戸城主・長尾政景公が城下の繁栄と立派な農兵を育てるため、婿に来ることを喜ぶように始めた奇習「婿の胴上げ」が行われる。