鎮座地:新潟県上越市清里区梨平(旧清里村)

御祭神:武甕槌命、経津主命、誉田別命

式内社:水嶋磯部神社 頸城郡十三座のうちの一座(論社)

旧社格:村社

 

 創建は白鳳2年(天智天皇11年・671年)。天智天皇10年(670年)12月、大和国吉野で大乱が起こり、逃れてきた磯部臣が当地に留まり名を民部と称した。そしてこの地を水嶋の里と定め、奈良という地名をつけて祖先を祭り、白鳳2年に社殿を創建したと伝わる。水嶋の里はのち櫛池里と呼ばれ、磯部臣によつて開発された。磯部臣は当初、祖神誉屋別尊(誉田別尊の兄)を祀っていたが、現在の御祭神は上記の武神三柱である。
 古典民謡「梨平古代詞」が伝承されており、上越市の無形文化財に指定されている。現在の宮司は第54代目ということであり、式内社の歴史を感じさせる。

 令和2年8月28日、令和となり4年振りに参拝。宮司さまは不在で御朱印は戴けませんでしたが、社殿他、写真を撮りましたので追記します。

 

 

前回参拝時は参道の石段が工事中でしたが、綺麗になっていました

 

鳥居

 

拝殿

 

本殿

 

【更新履歴】

2018年4月1日 初稿

2020年9月28日 記事・画像追加