鎮座地:新潟県糸魚川市青海

御祭神:椎根津彦命、稚産靈神、倉稲魂神、建御名方命

式内社:青海神社 頸城郡十三座のうちの一座

旧社格:県社

 

 創建年は不詳であるが、延喜式神名帳(972年)より500年前に椎根津彦命の子孫である青海首の一族がこの地方を開拓し、青海集落を作り、奈良時代の神亀3年(726年)に祖神である椎根津彦命を勧請したのがはじまりと伝えられる。創建当時は青海川左岸の蛭谷に、次に大沢のテラデラ(現青澤神社)に、更に寛保元年(1741年)に青海町東町公民館のそばに(現古宮)、文政4年(1821年)に現在地に遷座した。大正8年、境内より出土した社宝である陶製経筒一個と和銅鏡三面は県の有形文化財に指定されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●古宮:鳥居と石祠が祀られている

 

 

●旧地(青澤神社)

御祭神:沼河比賣命(奴奈川姫命)

 

 

【更新履歴】

2018年2月24日 初稿

2020年5月14日 記事、画像、古宮、旧地(青澤神社)追加