鎮座地:新潟市中央区西厩島町

御祭神:大物主大神、船玉大神

 

 新潟市の下町、こんぴら通りに鎮座する。創立年月は不詳であるが、当初は古新潟(新潟浜村)の地に鎮座した。文禄3年(1594年)に古町十一番町の「大樂院(寺院)」に遷り、寛政2年(1780年)に焼失。その後再建され、明治2年(1869年)に現在地に遷り、令和元年は現在地に遷座してから150年となる。
 嘉永5年(1852年)から明治24年(1891年)にかけて船問屋や船主が海上安全の祈願のために奉納した北前船の模型28点は、船腹、船底などに奉納年月日、船名、奉納者名などが記され、近世後期の海運や造船技術の様子を物語る貴重な資料であり、国指定の有形民俗文化財に指定されている。また、平成29年に文化庁の日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」の構成文化財としても認定されました。
 令和となり5年振りに参拝。見開きの御朱印を戴きました。

 

 

【更新履歴】

2017年10月31日 初稿

2019年12月13日 記事全文差替、御朱印追加