鎮座地:新潟市中央区堀通十三番町
御祭神:住吉三神(表筒男命、中筒男命、底筒男命)
眺めの良い丘(日和山)の上に鎮座する。住吉神は海上の守護神で、慶応元年(1865年)、水戸教(船舶に安全な水路を案内する仕事)を代々努めていた伊藤仁太郎が自宅に祀っていた住吉の神をここに遷したのが始まりとされている。それまでは、船の出入りと天候を観測する日和見櫓と方角石があっただけだった。天保2年(1831年)に江戸の画家長谷川雪旦が越後を旅して書いた『北国一覧写』の中に日和山と方角石が描かれている。なお、現在ある方角石は、明治24年(1891年)に奉納されたものであり、長谷川雪旦が描いた方角石は現在所在不明。
明治13年、大火で社殿、日和見櫓は焼失し、社殿は翌年再建、日和見櫓は別の場所(新日和山)に移された。現在の社殿は平成21年(2009年)に改築・整備されたものである。
令和元年10月、再び参拝し、御朱印を戴きました。金色の令和元年の印が追加されていました(画像では見えにくいですが)。
【更新履歴】
2017年10月29日 初稿
2019年11月12日 記事全文差替、御朱印追加

