鎮座地:新潟県燕市吉田上町

御祭神:健南方命、大山祇命、大日孁命

旧社格:郷社

 

 創建年代不詳。当地の産土神。元禄9年(1696年)、社殿造営の際に諏訪宮(健南方命)に十二神(大山祇命)と神明社(大日孁命)を合祀し、諏訪神社の社号とした。現在拝殿の額には「諏訪大明神、十二大権現、天照皇大神宮」と記されている。明治5年(1872年)に村社に列せられ、昭和11年(1936年)には郷社に昇格した。
 現在の社殿は文政13年(1830年)に改築したもので、総欅造りの豪壮なものであり、燕市指定文化財となっている。建築は、技術の高い大工を輩出することで知られた間瀬村(岩室村のち新潟市)の篠原嘉左衛門、田中三衛門、田中要蔵を中心とする職人。この三人は江戸で徳川家斎に召されて寺社建築に活躍した名工である。(令和元年12月参拝時、社殿は冬囲いがされていたので、暖かくなり、冬囲いがとれたら、文化財となっている社殿の画像を掲載したいと思います)。
 境内社として稲荷神社、古峯神社、愛宕社がある。

 

 令和元年12月、再び参拝し、御札と御朱印を戴きました。

 

 

 平成28年12月、御札を戴きに参拝。御朱印も戴いたところ、「郷社」の御墨書きが追加されていました。

 

【更新履歴】

2017年10月12日 初稿

2018年12月22日 記事、御朱印追記

2020年1月13日 記事差替、御朱印追記