ヒラタクワガタショックの翌日、朝5時に起きて、32年振りに五頭山を登ってきました。
五頭山は新潟県阿賀野市と阿賀町にまたがる標高912mの山。5つの峰があることから五頭山と名付けられ、809年に空海によって開山されたと伝わる。
五頭山を登ろうと思った理由は2つ。
1つは、全国一之宮を巡拝していて(現在26社、30所参拝)、来年は越中國一之宮の雄山神社峰本社(立山山頂)、出羽國一之宮の鳥海山大物忌神社山頂御本社(鳥海山山頂)を登拝したいと思っているので鍛えるため。
もう1つは、五頭山(五頭連峰?)では紫水晶が採れるとの情報をブログなどで見たので、運が良ければ拾えるかな、なんて軽く思っていました。実際、「阿賀野市保田産、紫水晶」で検索すると淡い紫色の水晶がヒットします。
ちょうど会社の同期が登山を趣味にし始め五頭山を頻繁に登っていることが分かったので案内してもらいました。ちなみに10年程前には富士山も一緒に登頂しました。
6時9分、どんぐりの森キャンプ場(クワガタがいそうな木が沢山ありました)の三ノ峰コース登山口よりスタート。いきなり大きなブナ?の木が迎えてくれました。
その後もどんどん進みます。
同期といっても、勤務地が違うので、久しぶりに会い
近況報告や仕事の愚痴?など言っていると、結構進みます。
途中、平野が見渡せる場所もあり、
新鮮な空気の中で、綺麗だなと思っていましたが、同期が言うには、もっと絶景が待っていると・・・
7時21分。三ノ峰(873m)通過。
7時26分。二ノ峰通過(画像は割愛、といか無い)。
7時30分。一ノ峰(910m)到着。ここは眺望が良い!
しかし、同期はこの先がいいぞ!と私を誘う。
そして、前一ノ峰。そこには、絶景。雲海が広がっていました
ここでコーヒーブレイク。
あまりの絶景にずっと喋ってきたのですが、しばし言葉を失いました。登ってきた疲れも吹っ飛びます。45分も滞在しました。雲海を見れる確率は比較的高いそうですが、普段はすぐに晴れてなくなってしまうそうです。でもこの時は滞在中、ずっと変わらず雲海が広がっていました。ラッキーだったようです。
8時15分。下山開始。
気になる紫水晶の方はというと、五頭山常連の同期は、そんな話聞いたことないとのこと、でも私はチェックしていました。そして、こんな石英質の岩がありました。
拡大
脈も
同期は、鉱物に興味がないので立ち止まって探したりはしませんでしたが、どこかにあるんだろうなと感じました。紫水晶は登山道でなく、沢沿いに探さなければいけないんでしょうね。でも熊との遭遇や、遭難の恐れもあり危険です。
下山後、登山口のキャンプ場の木漏れ日の下で
同期が登山前に汲んできた湧水でラーメンと
私が持参した豆を挽いてアイスコーヒーを堪能(氷は水筒に入れて登ってました)
登山の後の食事は格別でした
その後、同期の彼は麓の温泉へ、私も行きたかったのですが、家族サービスのために帰りました。
実は綺麗な石英を見つけていたので、記念に持ち帰り。
疲れましたが、とても充実した一日でした。
そして筋肉痛が数日私を襲うことになります