今年は4年目となるオオクワガタ飼育。
昨年、生まれた幼虫9匹は全て今年、羽化させることができ、♂6匹、♀3匹でした。前年の♀3匹からすると大きな進歩です。
今年成虫となった9匹の内、♂3匹、♀1匹は、友人に譲り、残り5匹は今年は成熟期間が足りず、繁殖には使えないので個別飼育ですが、昨年の♀3匹と、一番最初に我が家に来た♂1匹は、繁殖に挑戦しました。
残念ながら♂が7月に☆になったので、それまで一緒に飼っていた♀3匹の内のどれかが卵を産んでくれればと期待していました。
ちなみに現在、☆になった♂は現在こうなっています。
ミヤマクワガタの標本もあったのですが、他の標本箱から移す際に壊れてしまいました。カブトの♂は後足の先が欠損しています。ミヤマ、ヒラタ、コクワと♂♀揃えたいと思っています。
残った♀3匹は、お盆明けくらいから、エサの食いが悪くなり、ほとんどエサを食べない日が続きました。卵を産む時期はエサを食べなくなるとネットの情報にあったので、期待していましたが、9月の末になってもエサが減らない。飼育ケースの底面、側面にも幼虫の姿は見えない。そして♀の姿も1月半程見ていませんでした。ひょっとして☆になっている?もう冬眠に入った?心配でしたが、産卵中だと悪いのでマットを掘り返しませんでした。
ちなみに、しばらく♀3匹と♂1匹を一緒に飼っていましたが、途中で♀2匹をマットのみの別のケースに移し、、残り1匹は♂が☆になるまで一緒のケースで飼育、ペアの方には産卵木を入れていました。前年、前々年共に幼虫を得ましたが産卵木からは出てこず、マットの中から採取しました。ですので、私にとって産卵木は大して重要視していませんでした。
10月3日、産卵木が入っている方のケースの側面に幼虫が見えました。産卵木も結構かじられています。期待を込めて産卵木が入っている方のマットの中を確認しました。結果は
2匹しかいませんでした。でも今年は無理かなと諦めかけていたので良かったです。大きさがかなり違うので、大きい方は♂がまだ生きているときに生まれた卵かな?
菌糸ビンも用意していなかったので、そのままマットに戻し産卵木もかなりかじられていましたが、その日はそのまま戻しました。
菌糸ビンも用意し、10月8日、期待を込めて確認を行いました。
まずは、♀2匹の飼育ケース。結果は0匹。既に冬眠中であったろう♀2匹の生存を確認しました。
そして前の週に幼虫2匹を戻したケースから幼虫を取り出し菌糸ビンに投入しようと掘り返すのですが、2匹いたはずの幼虫が1匹しか見つからない。あれっ?でも、いないものは仕方がない。気を取り直して同じケースに入れていた産卵木を割り出すことにしました。期待したのですが
結局、産卵木の中からは、幼虫が2匹でした。マットに埋めていたので、見つけられなかった1匹は産卵木の中に入っていったのかな?そう思うようにしよう。その他、卵が2個ありました。
何となく、幼虫の頭が透けて見えるような気がします。もうすぐ孵化するのかな?卵での採取は初めてなので、うまく孵化して育つのか不安ですが、卵をマットに戻して2週間が経ちました。孵化したかは未確認です。
昨年は7月、8月、9月と幼虫を3匹ずつ採取し、羽化させました。♂で70mmを超えた3匹は7月と8月の幼虫でした。この3匹は既に10月に結構大きくなっていて菌糸ビンも2本目に移した頃だったので、今年の幼虫は大型の成虫にするのは難しいかなという印象。冬もある程度の温度で管理すれば大きくなるんだろうけど、それは難しいかな。
まずは、ちゃんと成虫に育てること、そして今年羽化した成虫をきちんと越冬させなければと心に誓う私でした。
(ちなみに今年捕まえたカブトムシの♂2匹がまだ生きています)。