4月4日、飼育していたメダカの食べ残しのエサの掃除用にと近所でドジョウを捕まえてメダカの水槽に投入しました。実はこの時、もう2種類、一緒に捕まえて水槽に投入した生き物がいます。

 

 一つは1~2cmくらいのエビ、ミナミヌマエビでしょうか?

 

 ミナミヌマエビは元々日本にいたエビですが、近年はミナミヌマエビに良く似たカワリヌマエビ属の外来種が侵入しているそうです。小学生の頃、近所の田んぼや川でさんざんザリガニ、メダカ、タナゴなど捕まえました。極稀にミズカマキリも捕まえたこともありますが、エビは捕まえたことはありません。我が家の近所には生息していなかったはずです。恐らくメダカと一緒に飼われていたものが、流出して定着してしまったのだと思います。ちなみにメダカやタナゴも最近は見かけることが無くなりました。もちろんミズカマキリも。

 

コイツがドジョウ殺害の犯人か?

 

 ドジョウ投入後、1ヶ月ほどでドジョウが次々と死に始めました。理由は餌不足なのかもしれませんが、一緒に入れたエビが日中もドジョウの体の表面を突いていたので、表面のヌメリを食べていたのかと想像しています。ドジョウも背中に乗せて逃げないでんですよね。きっと夜は食べ放題だったのではないかと思ってます。実際体の一部が白くなっているドジョウが数匹いました。結果病気になって死んでしまったのかと・・・このままではドジョウは全滅と思い、捕まえた川に逃がしました。餌もメダカの余りではかわいそうなので。

 

 そしてもう一つはシジミです。

 

 子供の頃から近所の川にはタニシ、カワニナ、大きな二枚貝(ドブガイ?シシガイ?)の他、シジミのような貝がいました。あまり意識したことはありませんでしたが確かに食卓に並ぶシジミに良く似ていました。今でも田植前の用水の泥上げ(田舎にはこんな地域行事があります)で良く上げられてます。ドジョウと一緒に捕れたので、水を綺麗にしてくれるかなと思い、一緒に2個投入しました。2ヶ月経った今も元気なので、ホントにシジミか調べてみました。

 

長生きして欲しい

 

 日本には、ヤマトシジミ、マシジミ、セタシジミの3種類のシジミが生息していて、ヤマトシジミは全国の汽水の砂泥底に生息し雌雄異体で卵生。マシジミは全国の淡水の砂礫底や砂底に生息し雌雄同体で卵胎生。セタシジミは琵琶湖固有種。ということで、全国の淡水に生息ということならマシジミの可能性が高いとお思います。まぁ、見た目からしてシジミなのですが・・・。但し、マシジミの近縁種であるタイワンシジミが繁殖して居る所もあるらしいです。さきのエビと同じで外来種が入ってきているんですね。

 さらに調べていると、淡水シジミは生きたフィルターとして販売され、メダカなどの水槽にも入れられるようです。私の考えは間違っていなかったニヤリ

 しかし、問題があるようで、それは「餌が売っていない問題」水中を漂う植物プランクトンを濾し取って食べてくれるらしいのですが、餌が無いために長期飼育が難しいようです。我が家は、2ヶ月経ちますが、これはまだ短期なのかなぁ?適当に水を綺麗にしてくれて餌も採っているだろうと勝手に思っていましたが、水中の植物プランクトンが餌ということだと、水替えの後はほぼ100%水道水だし、良く今まで生きていたなと思いました。それと、「死んだ場合は激しく水質を悪化させる問題」があるようです。

 これらの問題を知ったのは、追加で3個捕まえて投入した後でしたあせる少ない餌の取り合いになるのだろうか。いや自らあまり動かないので、摂取する餌の絶対量が減るんだろうな。

 今のところ、メダカに害はないので、そっとしておこうと思います。