高温多湿な我が国においては従来建物は夏に過ごしやすい事に配慮されて建設されてきた。

したがって断熱に対する配慮も無いのと同然であった。

戦後、鉄筋コンクリートの住宅が建設されるようになり、これも当初はスチールサッシュが用いられた。

当時のスチールサッシュは隙間も多く自然に室内換気が行われたので、壁体での結露事故も少なかった。

昭和30年代後半からアルミ製サッシュが出回り徐々に建物の気密性が良くなってきた。

と同時に結露事故が増大し、結露が発生した壁にはカビが発生するという事から、結露防止を目的に断熱が行われるようになった。