現在、世界中で起きている「大きな変化」について、個人の経験から想うことですが、この大きな変化の根底にあるものは、個々人が「これで良い」と思って行った判断や行為によって、直接的、間接的に拘らず、相手や知らない誰かが、苦しんだり、不幸になったり、最悪、命を失くしたりしていることに対して、「このままではいけない」「このままでは、誰も幸せになどなれない」「このままでは、人間が人間として生きられない」と想ったからではないでしょうか。

そのように心の底から感じて思ったことに対しての個々人の行動の変化によって、それが「大きな変化」に繋がっているのではないかと想います。そして、気づけば予想外の結果を伴ってしまった行為は個々人で違っていても、多少なりとも誰もがその罪悪感を抱えているのではないかと想います。その中で、個々人が、少しでも「そうならない努力」を行ってきた結果が現在の「大きな変化」に繋がっているのだと想います。
そのことからも、このことは、どこかの誰かの一人の問題ではなく、全体の問題なのだと思います。

現在(いま)は、その変化の途中で、その変化の中心にあるのが「相手に対する優しいこころ」ではないかと思います。

人間は、生まれてきた時から、心の奥底にあるものは、「自分も相手も幸せになれることを願っている」そうでなければバランスが取れないことも知っているのだと思います。そのバランスが崩れた時に、偏りのどちら側からも笑顔が奪われてゆくのだと思います。

誰もが笑顔で生きてゆけるような環境をつくることが、永遠の幸せに繋がるのではないでしょうか…。

現在(いま)の悲しみが笑顔に変わりますように…。
そうなるように出来るのは、ひとり一人の人間だけだと思います。