おまえうまそうだな ★★★★

今日は、お父さんとお母さんとお姉ちゃんとの四人で「おまえうまそうだな」という映画を見にいきました。なんだか怖いタイトルだなってドキドキしました。でも、お姉ちゃんは言われたことがあるそうで、お前は知らないひとにはついていってはダメだよ、くわれちゃうからねと言っていました。意味がわからないので、学校に行ったら先生に聞いてみようと思いました。

肉食恐竜のハートは、草食恐竜のお母さんに育てられます。とっても優しく育てられます。しかし、悪い恐竜がハートのお母さんが本当のお母さんではないとバラしてしまい、ハートはお家を出て一人で生きていく決心をします。私はいつまでもお家にいたいし、大きくなって２０才３０才になっても働かずに家にいたい甘えん坊さんだから、ハートは偉いなって感心しました。

一人ぼっちになったハートは、うまそうと呼ばれたのを自分の名前と勘違いした草食恐竜の赤ちゃんを育てることになりました。あはは、うまそうって変な名前だな、もし兄弟ができたら ごちそう・まずそう・なだそうそうかなって思いました。家に帰ったら古いアルバムをめくりたくなりましたが、私の写真がお姉ちゃんより少ないのはなんでかな？とお母さんに聞いたら妹はそういうもんだよと答えてくれました。疎外感を感じました。

最後ハートはティラノサウルスのボスと決闘します。その激闘ぶりは超人オリンピック決勝のキン肉マンとウォーズと同じくらい迫力がありました。男の戦いは命懸けの真剣勝負で、見てて興奮しました。ハートは無事にお母さんや兄弟を守りきり、誰も死ななくて安心しました。なのに私のお父さんは、ここで助かっても後に隕石がぶつかり恐竜は絶滅するんだよ言いました。私はそんなわけないよ、隕石はハートがやっつけるから大丈夫だよって言いました。それを聞いて、お父さんとお母さんとお姉ちゃんは笑いました。私もみんなの笑い声を聞いてたら、嬉しくなって一緒に笑いました。そして、家族っていいなって思いました。