「来なかったね。」
「ほんとだねー。」
私の前の人は結局今日は来なかった
入学式から来ないなんて、どういう人なんだろう
明日から始まる学校生活について、不安がさらに大きくなっていった
まあ実彩子がいるから大丈夫なんだけど
「実彩子はどこから電車乗るの?」
「私自転車なの!」
「そうなんだ!いいなあ」
「ほんと?ちゃっと自転車とってくるね」
「うん!」
学校の隅にある自転車置き場、
そこにいく実彩子を見ながら頭の中はまだ前の人のことでいっぱい
あしたは自己紹介しなくちゃいけないし...。
「おまたせー!」
「うん!途中まで帰ろ」
「駅までは一緒だね」
「そうだね!」
しばらくの沈黙。
でもそんなに気まずい感じじゃなかった
「あ、そうそう、今日よく見れてないけどさ、男子と女子の比率1:4くらいじゃない?」
「ほぼ女子高だよねー。」
「ほんと!彼氏できるきしなーい」
「ほんとだね」
「明日ちょっとかっこいい人いるか見てみよーっと」
「そうだね」
笑いながら、手を振って実彩子と別れた
そして慣れない駅に入り、慣れない定期をもって電車に乗った。
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ここまで読んでくれた方ありがとうございます。
次からはアメ限にします。
