この国へ行くのは30年ぶりである。なので首都は記憶にない。今回の会社はイギリス系でデプロイメントにはなんと航空会社が「エール・フランス」であった。僕は「エール・フランス」会員であるし、マイル数も溜まっていたので行きはビジネス・クラスへアップグレードした。
会社は首都のヴィラを一軒借り取ってオフィス兼住居にしていた。車は作業用にトヨタのランドクルーザーが4台ほどヴィラの脇のパーキングに止まっていた。敷地は広く警備員が入り口を開け閉めしてくれる。
住居は広く、入り口を入るとオフィスになっていてデスクが10台ほどあってパソコンも支給された。しかし長い間MACを使っていたせいで以前Windows使いであった僕はほとんどWindowsを忘れてしまい手こずった。
僕の仕事は「IED Awareness」(簡易爆弾などの危険性を教える)などのチームリーダーという事で雇われた。対象は、軍や警察関係である。部下は一人、コンゴ人のビジューという名の女性がいた。彼女はフランスが行っているアフリカ大陸向けの地雷除去の学校を出ていてそこそこ話がわかった。その学校には2007年に外人部隊を除隊してから「日本地雷処理を支援する会」に所属しての初仕事で行ったことがあった。その時の報告書を外務省に提出したら日本政府の資金供出が決まり学校が立派に立て替えられたということだ。ちょっと鼻が高かった。
到着して3日後に僕(とビジュー)に対しての教官としてのテストが国連の地雷や弾薬を扱っている部署(UNMAS=United Nations Mine Action Service)から行われると言われた。僕は何にも準備はしていなかったしそんな事は聞いたことがなかった。ここ最近でやるようになったテストだという事だ。東アフリカでも西アフリカでもそんな事はなかったので僕は驚いた。試験は2つあり、まずPPTを使って授業のやり方を見るらしい。
それが終わると実技。今回は国連の弾薬庫に余って居る「小銃弾を焼却処理をせよ!」という物だった。PPTを使った授業のやり方は何事もなく終わった。この日、フランス語の授業だけではなく英語の授業のやり方も試された。久々の英語であったので大丈夫かなぁ・・・と思っていたけれどなんとか終わった。