朝起きて先ずは換気をするために窓を開けると濃い目の霧に包まれていた。
本当に濃かったらこんなもんじゃなく、昔ツーリングで青森を走っていたとき宿まで20キロとかそのくらいだったと思うが、そのくらいから前を走るバイクのテールランプがボヤァ~とみえるくらいの濃霧になりおっかなびっくりでトロトロと走り命懸けで宿までたどり着いた思い出。
そういうのから比べたら全然かわいいレベルだが、そんなことはどうでもよく霧の景色を見ているとあの映画を思い出す…
そう、「ミスト」だ…
軍の実験で異次元と繋がる穴が開いてしまい向こうの異形の怪物たちがこの世界になだれ込み人間が次々と餌食にされてしまい、車で逃げた家族もとうとう燃料切れで逃げるのが困難となり怪物に殺されるくらいなら自ら死のうと拳銃で妻や子供を殺したところで弾切れで死に損なったお父さんが車の外で死を待ってると…
いいところが一つも無い、強烈な絶望感を植え付けられた世界一後味が悪いと思われる映画だ。
これをつい思い出してしまう(笑)