昨日、地鎮祭に行きました。
大手メーカーだったんですが『竹を5本使うところは初めて』と言われました
これ、父の山梨の師匠からのやり方で、修験道系の色が強いようです。
当山は四隅と中央に竹を立てて、そこに御幣を取り付けます。
そして、順番に御幣に入魂してゆき基礎の中に一緒に埋めて頂きます
地鎮祭では、祝詞も御経も祝詞と祝詞と御経の中間のような特殊な御経も唱えます。
さらに、玉串を奉奠して頂きます。
鍬入れも用意があればします。
仏教と神道の混じったような修験道独特な地鎮祭なんです。
昨日御経の途中で、感じたのは『悪い感じの土地ではない。』ということ
施主さんのお母さんに伺うと、施主さんの祖父母の住んでいた土地なんだそうです。
祈願の途中に様々感じます
今は『地鎮祭なんてただの儀式だから』といって軽くみています
が
私らのように、その土地の因縁等を感じ鎮め工事の安全、その家の繁栄を真剣に祈願するのもいるんです
祭事を司るならば絶体に忘れたくない思いです。