シュールな夢をみていたい

シュールな夢をみていたい

主に他人から受ける恋愛相談のアレコレや90年代の思い出を大好きな歌たちに乗せて。日課になってしまった激アツPV(曲はめちゃいいのに映像がッッ)探しについて

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おめめぱっちり。色白小顔。

ふわふわくるんとした前髪。

 

ダルダルのルーズソックス(もちろんイージースミス)からは細いおみ足がのぞき、

ダルダルのカーディガン(もちろんラルフローレン)の袖からは華奢な指がのぞく。

 

なんの匂いなんだか、真夏だろうが体育の後だろうが

ほんのりいい匂いがする。

 

「まぁ男子は1度は通る(好きになる)よね」。

それがNちゃんである。

 

中学入学早々からこっち、

生徒会長、

サッカー部のエース、

髪の毛ピンク色のバンドマンの高校生、

などと浮名を流してきた女。

それがNちゃんである。

 

少女漫画的にはある意味量産型モテ系美少女なんだけど、

現実に(しかも田舎の中学校で)そうそうお目にかかれるタイプではない。

でも、本当にいたんだよねぇこれが。うん。

 

そんなNちゃん。

注目を浴びている男の子を次々ものにしてきたことからもわかる通り、

空気の流れをキャッチする能力にとても長けていた。

おそらくは当時、Nちゃんには好みのタイプなんざ、なかった。

あるとすれば「今、来てる男の子」だったのではないだろうか。

 

だからこそのYだったのだ。

 

それまではYなんぞに目もくれてなかったはずのNちゃんが、

何かと休み時間にYにちょっかいをかけるようになったのは、

YとAが付き合い初めてからものの数週間後のことだった。

 

YとNちゃんは気がつけば毎日共に下校をする仲になっていた。

 

そんな訳だから、YとAの仲が広くみんなに知られる前に、

気がつきゃ、YとNちゃんが公認の仲のようになっていたのである。

 

 

これは大人になってからYに尋ねて確認してわかったことなのだが、

聞けばYはAに別れの言葉などは告げておらず、

この時の付き合いは「自然消滅」ということで

一方的に終わったことにしていたらしい。

(最低である)

 

「Aのことはそりゃ好きだったが、Nに言い寄られるなどというラッキーが

自分に訪れることは2度とないと思ったんだから仕方ないだろうが!」

 

これが後のYの言い分だ。

 

中学生男子の考えの浅さに涙が出そうになるが、

一番泣きたいのはAだったろう。

 

YとNちゃんのお付き合いは、ほどなくして唐突に終わりを告げた。

「反町隆史似」だと瞬時に女子の人気をかっさらった

教育実習生にNちゃんが熱を上げたからである。

 

Aを失い、Nちゃんにあっさり捨てられた後遺症か

Yは急速に輝きを失った。

(というかそもそもご尊顔が「くるよ師匠」なので、

反町が登場してしまったらNちゃんじゃなくても、そりゃ誰も見向きもしなくなる)

 

 

ここからYの受難の日々が始まるのだが、

Yにはまたモテ期が来る。

(そしてまたそのために受難…)

 

 

 

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〜輝きだした僕達を誰が

 止めることなど出来るだろう〜

 

 

 

♪BY:浜崎あゆみ

 

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