20周年のプレシディオ、18年公開作品を発表

 
プレシディオが、創立20周年を迎えた。ギャガで買付けを担当していた花田康隆氏が独立、1998年4月17日に同社を設立した。ライセンスビジネスから始め、2007年に配給事業へ参入。以降も、邦画やTVドラマ、ゲームの制作、映画サイトの運営など様々な事業を展開。現在は、VODのオンラインマーケット「V‐NAVI」に力を入れている。

 同社は今年の劇場公開ラインナップを発表。4月以降、現時点で洋画、邦画、アニメと多彩な8本が決まっている。全米初登場1位を飾ったクライムアクション『デン・オブ・シーヴズ(原題)』、ジャッキー・チェンとアーノルド・シュワルツェネッガーが共演するアクション大作『ミステリー・オブ・ドラゴンズ・シール(原題)』などが注目作。

 花田社長は「パッケージ市場が厳しくなる中で、劇場でしっかり勝負できる作品を揃えていく。会社としては今後、映画配給を強化しつつ、配信権・テレビ放映権ビジネス(V‐NAVI)との両輪で進んでいく」と述べ、20周年にあたり決意を新たにした。