ビターズ・エンド配給『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』新宿武蔵野館他全国順次公開

場面カット (C)押見修造/太田出版 (C)2017「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会
ビターズ・エンド配給『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』の初日が7月14日に決定、新宿武蔵野館他全国順次公開される。

 原作の同名コミックは、人気漫画家・押見修造が実体験をベースに描き、幅広い世代を感動の渦に巻き込んだ青春物語(太田出版)。実写映画化の監督は、同作で長編商業映画デビューを果たす気鋭・湯浅弘章。脚本を『百円の恋』の足立紳が手掛ける。

 高校1年生の志乃は喋ろうとするたびに言葉が詰まり、名前すら上手く言うことができずに笑い者になってしまう。ひとり過ごすなか、ひょんなことから同級生の加代と友だちになる。ギターが生きがいなのに音痴な加代は思いがけず聴いた志乃の歌声に心を奪われバンドに誘う。文化祭に向けて不器用な二人の猛練習が始まった。コンプレックスから目を背け、人との関わりを避けてきた二人は、自分たちの殻を破るため、手を取り合う。

 志乃役は『幼な子われらに生まれ』に出演した15歳の新星・南沙良、加代役は『三度目の殺人』「anone」等の蒔田彩珠。制作プロダクションは東北新社。製作委員会は日本出版販売、カルチュア・エンタテインメント、東北新社、ベンチャーバンク。