知念侑李&中川大志“カップル”に小松菜奈ジェラシー「キスするかと思った」

 

 

「Hey! Say! JUMP」の知念侑李が映画単独初主演を飾った「坂道のアポロン」の公開直前イベントが7日、東京・スペースFS汐留で行われ、知念をはじめ、共演の中川大志、小松菜奈、ディーン・フジオカ、メガホンをとった三木孝浩監督が出席した。

 
09年度「このマンガがすごい!オンナ編」第1位、第57回小学館漫画賞に輝いた小玉ユキ氏の同名漫画を、「青空エール」「先生! 、、、好きになってもいいですか?」の三木監督が映画化。長崎・佐世保で暮らすことになった内気な高校1年生・西見薫(知念)が、札付きの不良と恐れられるクラスメイト・川渕千太郎(中川)や心優しい迎律子(小松)と出会い、切ない恋、胸を打つ友情を経験していくさまを、ジャズを交えながら瑞々しく描いた。

 幼いころからピアノを弾いていた薫は、千太郎との出会いをきっかけに、ジャズにのめり込んでいく。司会が「薫と千太郎の関係は、恋に近いような運命的なものがあったのでは?」と切り込むと、三木監督は「そうですね。男女でやるラブストーリーの演出を、2人のシーンでもやりました。最初の出会いからスローモーションになったり」と告白。知念と中川も、「いきなり『千太郎くんが美しい~!』って感じでしたよね(笑)」「ヒロインの顔でしたもんね、知念さん」と頷いていた。

 恋にも似た関係を演じた知念と中川を、ヒロインとして間近で見ていた小松も「2人がすごく美しくて」と同調する。だが「薫と千太郎がオルガンに座り、初めて名前で呼ぶシーン」の話題があがると、「何なんだろう(笑)。複雑だった!」と本音がポロリ。「キスするんじゃないかと思った」とこぼし、知念と中川も「キスしそうでしたねえ(笑)」と照れくさそうに顔を見合わせていた。

 またこの日は、応援ゲストとして、ジャズシンガーの綾戸智恵も駆けつけた。綾戸は、楽器演奏に挑戦した知念と中川に対し「ミュージシャンとしては、ほんまに2人はよくやった! 参りました!」と絶賛し、中川を「わたしのバンドで(ドラムを)叩いてみる?」とバンドメンバーに勧誘。若手2人による演奏シーンがフィーチャーされるなか、フジオカが「私もやっているのですが」とアピールすると、綾戸は「あんたはね、顔を先に見てしまう。私の鼻の下が伸びてしまって」とフジオカの顔を凝視。突然の告白にフジオカは目を丸くしていたが、場内は大爆笑だった。

 「坂道のアポロン」は、3月10日から全国公開される。