とよはし映画祭2018、上映作品&豪華ゲスト決定 

園子温監督「東京ヴァンパイアホテル」で開幕

 
 

「映画のまち 豊橋」を全国にアピールする映画祭「ええじゃないか とよはし映画祭2018」の上映ラインナップ&ゲストが、このほど発表された。全19の上映プログラムが決定し、3日間で36作品(長編16作、短編20作)を上映。オープニング作品は、同映画祭のディレクターを務める園子温監督による「東京ヴァンパイアホテル 映画版」で、愛知では初上映となる。クロージング作品は、黒島結菜と小瀧望(ジャニーズWEST)が主演を務め、篠原哲雄監督がメガホンをとった「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」に決まった。

 
同映画祭は、豊橋でロケをした作品、愛知出身のキャストやスタッフが関わった作品など、同所にゆかりのある映画を特集上映する。第2回となる今年は、穂の国とよはし芸術劇場PLAT、開発ビル10階ホール、ユナイテッド・シネマ豊橋18を会場に、3月2~4日に開催。昨年に引き続き、園監督がディレクター、同市出身の女優・松井玲奈がアンバサダーを務める。
 
3月2日のオープニングセレモニーでは、「東京ヴァンパイアホテル」上映時に、園監督をはじめ、出演の夏帆、満島真之介、冨手麻妙が登壇予定。また別会場では、中村明日美子氏のボーイズラブ漫画を実写映画化した「ダブルミンツ」を上映し、メガホンをとった内田英治監督と、名古屋発の人気グループ「BOYS AND MEN」の田中俊介による「男のエロス満載トーク」を予定。ミッドナイト上映作品は、園監督作「アンチポルノ」。園監督と主演・冨手が登壇予定で、夜ならではのディープなトークを繰り広げる。
 
同3日に上映されるのは、「EXILE TRIBE」と「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」(SSFF&ASIA)のコラボレーション企画「CINEMA FIGHTERS」。このほか松江哲明と同県出身の山下敦弘が監督を務めた「映画 山田孝之3D」、松井と新川優愛のダブル主演作「めがみさま」など多彩な作品がそろう。
 
最終日となる4日も、豪華ゲストを予定しており、福田雄一監督作「斉木楠雄のΨ難」上映時には、福田組の常連俳優・佐藤二朗が登壇。本映画祭プロデューサーの森谷雄氏とともに、“福田ワールド”を掘り下げる。さらに「踊る大捜査線」シリーズなどでおなじみの本広克行監督が同映画祭に初参加。本広監督が佐藤健と初タッグを組んだ「亜人」、福士蒼汰主演「曇天に笑う」のスピンオフドラマ「曇天に笑う 番外編」が同時上映される。ゲストは「亜人」が本広監督と山田裕貴、「曇天に笑う 番外編」が本広監督、大東駿介、市川知宏。なお「曇天に笑う 番外編」は初上映となる。
 
「ええじゃないか とよはし映画祭2018」は、3月2~4日に開催。
 
全上映ラインナップは以下の通り(作品タイトル/予定ゲスト)。

■3月2日
「東京ヴァンパイアホテル 映画版」/園子温、夏帆、満島真之介、冨手麻妙
「ダブルミンツ」/内田英治、淵上泰史、田中俊介(BOYS AND MEN)
「アンチポルノ」/園子温、冨手麻妙

■3月3日
「CINEMA FIGHTERS」/常盤司郎
「映画 山田孝之3D」/松江哲明、山下敦弘
「小さな橋で」/杉田成道、松井玲奈
「全員、片想い」/永田琴、加藤雅也
「ずっと前から好きでした。 告白実行委員会」/豊崎愛生
「めがみさま」/松井玲奈
「アイコ十六歳」
「ねえこの凹にハマる音をちょうだい/加藤啓、伊藤修子、原田優一
「Anniversary アニバーサリー」/本広克行、森谷雄、淵上泰史
「劇場版シネマ狂想曲 名古屋映画館革命」/樋口智彦、白石晃士、坪井篤史(ミニシアター「シネマスコーレ」副支配人)

■3月4日
「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」/篠原哲雄、森谷雄、市川知宏
「斉木楠雄のΨ難」/佐藤二朗
「亜人」/本広克行、山田裕貴
「曇天に笑う 番外編」/本広克行、大東駿介、市川知宏
「RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編」/佐藤二朗
「はらはらなのか。」/酒井麻衣、原菜乃華、松井玲奈、「チャラン・ポ・ランタン」
「地獄でなぜ悪い」/園子温、原菜乃華