東野圭吾デビュー30周年、映画化は19本目に
 
 
作家東野圭吾原作小説の映画化ラッシュである。松竹が19日開催した2018-2019ラインナップ会見で、東野圭吾デビュー30周年記念作品『人魚の眠る家』を堤幸彦監督、西島秀俊・篠原涼子主演で映画化を発表したが、すでに発表済みの『祈りの幕が下りる時』(18年1月27日公開)『ラプラスの魔女』(18年5月4日公開)、そして『マスカレード・ホテル』を含めると4タイトルが公開を控えている。公開済作品は表の通り1999年公開の『秘密』から『ナミヤ雑貨店の奇蹟』まで15作品。この中でTVの“ガリレオ”シリーズを映画化した『容疑者Xの献身』(興収49億2千万円)と『真夏の方程式』(興収33億1千万円)が大ヒットを記録、15作品中6タイトルが興収10億円を超えている。海外でも『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『さまよう刃』『容疑者X』『白夜行』『秘密 THE SECRET』の5タイトルが映画化されている。

 映画界において東野圭吾ブームはまだまだ続きそうである。