WB、2017年の邦画年間興収100億円突破へ

今年のワーナー映画は、邦画の話題作が、過去最高とも言えるほど充実したラインナップであったが、興行的成果においても、邦画(アニメ含む)だけで年間興収で100億円を超えることがほぼ確実となった(共同配給作品含む)。

 1月以降では、すでに90億円を超えており、今後の作品の成績を推定すると、100億円超えの公算が高い。年間の大台超えは、『るろうに剣心 京都大火編』(興収52億2千万円)、『るろうに剣心 伝説の最期編』(43億5千万円)などがあった2014年に次ぐ。表の通りトップは、『銀魂』で38~39億円。次いで、『22年目の告白-私が殺人犯です-』(約24億円)などが並ぶ。今後は、『アウトレイジ 最終章』(10月7日公開、オフィス北野と共同)、『先生!、、、好きになってもいいですか?』(10月28日公開)などを予定。12月1日からは、『鋼の錬金術師』が満を持す。もし、期待が非常に大きかった2本、『無限の住人』と『ジョジョの奇妙な冒険~』が大ヒットとなれば、さらに数字を伸ばした。