2024年5月16日に骨シンチ、5月20日に造影CTを医大で受け待つこと10日ほど。
すべての結果が出ました。と連絡があったので予約を取って検査結果を聞きに行ってきた。
この期間が本当に長く感じた。
grade-3、grade‐Ⅲって言われてからのこの期間。
結果は・・・
どこにも転移なーーーーし!
ヾ(*´∀`*)ノ
ステージはⅡAでした。
それから、病理組織検査の方。
↓↓↓またまた原文↓↓↓
免疫組織学的には、ER陽性の腫瘍細胞はほぼ100%でした。HER2はscore1+で陰性です。Ki-67陽性率は80%です。
これも意味わかんなかったのでいろいろ調べた。
上の行は乳がんのサブタイプの事で、私の場合ER陽性。ホルモン受容体に反応するのでホルモン療法が有効っていう事。ルミナルタイプってやつ。
Ki67っていうのは検体の一部を取ってどれだけ活発かの割合を見たものらしく、私の場合は80%の細胞がやる気満々って事らしい。
ちなみに20~30%を超えると高値と診断されるらしい。
って、ほんまにやる気満々やん笑
ルミナルタイプは抗がん剤は効きにくい傾向にあるので、遺伝子的にそれが効くのか。また、再発スコアはいくつなのかを調べる為にオンコタイプDXなる検査を勧められる。。
聞くとオンコタイプDXは3割負担で13万円+実費で16,000円ほどかかるらしい。
かなり高額な検査。
でも、昨年までは保険適用じゃなかったらしく、これでもお安くなったのだとか。
それって本当に必要なの?
そもそもなんなの??
と、それは置いといて
転移がなかったので無事に手術が受けられる事になった!
先生から衝撃の一言が。
「日帰りご希望との事だったので6月19日に手術の予約を取ったんですが・・。予定どうでしょうか?」
「誕生日やん!!」思わず叫んだ。
誕生日に手術。
うーん。そっか。なんか良い予感。
・・と思ったのと同時に看護師さんが
「誕生日に手術なんて良い結果になりそうですね。」と。
「今同じこと思いましたー!」
・・と、いうわけで、手術日決定!!
手術当日の注意事項なんかを読んで同意書にサイン。
・・と、ちょっと待って!
アクセサリーは全て外してくださいって書いてる。
そりゃそうか。
じゃない!!私、指輪がはずれないのだ(´;ω;`)
今より10キロ以上痩せてるときに買った指輪。
元々指にお肉がつくタイプなので関節までの道のりが全く通らない。
前々からそれは考えてた。
手術ははずさないといけないよな。って。
あー・・ついにリングカッターなのか?消防署なのか?
看護師さんに一応尋ねる。
「やっぱり切るしかないですよね?」
「あー!そうやねー!!ちょっと待ってね。先生ーー!!」
しばらくして戻ってきた看護師さんが
「先生がなにやら秘策があるって言ってるんで、待っててもらえますか?」と。
秘策?!なになに?待ちます待ちますーー!って処置室みたいなとこで数十分またされて・・。
先生が手術用の糸を持って現れて、処置室で寝かされた私。
指輪に糸を通して指に糸をぐるぐる巻きにしてある程度巻いたら反対側から糸をほどいていく。
すると、ほどいたところの指輪が少しずつ関節側に進んでいく。(説明難しい)
・・が、一番太いところで全く進まなくなってしまった。指は激痛。
「あかん!この糸じゃあかん!タコ糸買ってきて!!」と、先生。
「はいー」と看護師さんが走る。
頑張って進んだ指輪は元の位置に戻され、タコ糸到着後再び!!
今度は一番太いところでも負けずに進んでる。
でも、激痛を超えてる。
でもでも、指輪切るのは絶対いやなので「痛いー」と漏らしつつも耐える私。
そしてついに関節到着!
関節は細い方なのでするっと抜ける。
やったー!!
部活かなんかの達成感。
先生も「こんなこと本来全身麻酔でするべきやな。」と医師ジョーク。
私はありがとうございますを連発。
実のところ、パパさんや姉は日帰り手術に懐疑的で「ほんまに大丈夫?」ってずっと言われてた。
私も有名な医大がすぐそこにあって、紹介してもらえる環境も整ってるのに本当にこんな小さなクリニックで手術なんか受けて大丈夫?っていう気持ちがないわけじゃない。
ただただ娘②が心配なだけ。
・・だったんだけど、今回の、こんなちっぽけな・・カッターで切ってしまいなさいって言えばおしまいな事なのに、ほんとに小さな悩みに真摯に向き合ってくれる姿を見て、この先生に任せて大丈夫かも。って思えた。
このクリニックにお願いしよう。
同意書書いた後やけど。笑