んにちは、いろはすです。





今日は「相手に現状を改善しなければと気付かせる方法」

についてお話します。





初回訪問では相手の問題点を見つけ出すことが目的だと

お伝えしました。





今度はいよいよその問題を解決する提案をしていくのです。





相手が現状の問題を抱えたまま何もせずにいることは、

その企業に深刻な状況をもたらします。





あなたはその問題に対してどう改善していくのか、

明確なプランニングをしてあげることでその企業を

救うことができます。




そのためにこの提案前の準備をしっかりと行って

おくことが必要です。







それが





「最悪な状況を話させること」





です。





問題点がいくつか浮き彫りになっているなかで、

その状態を変えないとどういう問題が発生するか

相手の口から答えさせるようにするのです。





人は他人から言われたことに関してはどこか第三者的な感覚を

持って聞くので、その重大さが高いと思いにくいのです。





ただ相手がその問題に対して自分の口から

「このままだとこういう状況になる。」と言ったら

その状態がより鮮明に頭に浮かび重大だと感じるのです。








そのために





「現状から将来の問題を割り出す質問を考える」





のです。





その重大さを自ら気づかせるために相手からその答えを

引き出す質問を考えるのです。





①初回訪問で確認した問題をピックアップする





②その問題の先にある最悪な状況を考える





③その最悪な状況を質問形式にする





例えば、人材派遣でメーカーに訪問し、人材不足が問題と分かっているとして





①人材不足(問題点)





②人が足りなくなりその業務がストップする、遅くなる(最悪の状況)





③人材不足が続くと、業務にどんな支障をきたしますか?(②の答えを言わせる質問)







このように相手が答えるであろうことをあえて質問して、

相手の口から言わせることがポイントです。





相手に言わせることによってそれを改善する必要性を

相手から作り出させることができるのです。





必要性を見せてからあなたのモノを提案する流れです。





では、ワークです。





「二度と動けなくなります」




この答えを言わせる質問を考えてみましょう。

正解はないので、いくつか挙げてみてください。







相手から必要性を話させることができれば、

そのことで「何もしない」という選択肢を消すことが

できます。






では、最後までお読みいただきありがとうございました。