皆様おはこんばんちわ。

 

ママよ。

 

注)私。

 

 

PLAN CHIME presents

VALENTIA -a story of Halloween Night-

 

PLAN CHIME presents

Thank You morph Special Live

 

CABARET ENGAB vol.2

 

ご視聴、ご来場いただきまして誠にありがとうございました。

 

 

なんでこんなにイベントをまとめてしまうのか。

一個づつブログ上げろよ。

 

と思われた方。

 

 

察して。

 

 

私の中で、このすべてがノンストップで9月から昨日まで全く途切れなかったので

「2020年秋の陣」

という感じでした。

 

だから、昨日やっとVALENTIAが終わった感じでもあったのです。

 

 

今日のブログは、私自身のことだけを書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は何を憎むべきか、何に怒るべきかわからなかった。

コロナで自粛期間があったときも

家で一人で作業を淡々とこなす中で

毎日ニュースを見ては、なにか違和感をずっと感じていた。

 

 

感染した人、世界中でなくなった人たち。

マスクがなくなり

病院に行けず

お客が来なくなって

お店がなくなって

 

人と会えず

 

 

ニュースでは

人を、管理するものを、力を持つものを

責めつづけていた。

 

 

ある国の映像で、病院が終わる時間になると

街中が一斉に拍手や感謝の気持ちを窓から叫んでいた。

 

私は、政治にも医療機関にも、さして詳しいとは言えないけれども

なんでニュースでネガティブな情報と悪意のあるコメントを流すのか

自粛中の家で更に落ち込んだ。

 

だからテレビを観るのをやめた。

 

 

ところで

私はよく「せっかち」とか「生き急いでいる」とか言われる。

そういうふうに私に言う人に対して私は

なんとなく「むしろなんであなたはそんなに何もしないの?」と思う。

 

私の頭の中は寝ているとき以外

半分は仕事のことを考えている。

けれども、好きで考えているから

「生きづらそう」と言われると、ムカつく。

 

けれどそんなことは置いておいて。

 

何かをしていないと私は辛い。

そして、この夏、そんな私は本当に辛かった。

 

色々あったはずのスケジュールはなくなり

身近な人が窮地に立たされた。

 

 

私にできることはしたけれど

できないことは当然できなかった。

 

漫画や映画のように

窮地に陥ったら特殊能力が発動して

なにか超人的なことができるわけでもないので

出来ることしかできなかった。

 

 

偉そうなことをいつも言って、

人の悩み相談なんかを受けて、

グループのリーダーやって、

いい年ぶっこいてるけど

 

自分にできることは、自分が持っているもの以上ではなかったのです。

 

私が怒っていたのは

「私自身」に対してでした。

 

 

9月に入って、

徐々に自粛が明けたり、仕事が少しずつ戻りそうな気配になったとき

「VALENTIA」のプロジェクトが再び動き出しました。

 

私は、今回劇中の楽曲を新たに4曲ほど作ることになりました。

そして「バンシー」という物語の核ともなる役をまたやらせていただくことになりました。

 

私は、自粛期間ずっと考えていた事を実践することにしました。

 

「自分と戦う」ということです。

 

全く他意はなく言いますけれども

「誰も当てにならない」と思ったのです。

 

一人っきりで部屋に2ヶ月ほど居てわかったことは

何かをしなければならないとき

「誰も」何もしてくれないのです。

 

自分の中にある引き出しを隅々まで探して

自分で自分と戦うしかないのでした。

 

そして、誰かの力になるためには

自分が力を持つしか無いと思い知らされました。

 

 

「エンタメをなくしてはいけない」

 

その言葉をよく聴きますが

なんでなくしてはいけないのか

なんでなくしたくないのか

 

それを当の本人がわかっていないと意味がないのです。

だからその言葉についてずっと考えました。

 

直接のサービス業や、社会貢献をする職種ではない

私の仕事が出来ることは

観てくれる、聴いてくれる人に寄り添うことだったり

明日への活力を見出してもらうことだと改めて思いました。

 

それは動画のコメント欄やSNSのコメントで

エンガブのコンテンツに触れて

一日の辛いことが吹き飛んだですとか

明日も頑張れそう

と言ってくれる方がいたから改めて実感できたことです。

 

結局簡単な答えで

「私の目の前の人が笑ってると私が嬉しい」

ってことでした。

 

 

だから、出来ることをやる。

 

全力で楽曲を作って

全力でセリフを覚える

全力で演じて

全力で歌う

 

でも全力を出したところで無いものは無い。

何もしないで全力を出しても

昨日の全力より確実に劣るのです。

 

細胞が死滅する分だけ。(イメージ的に)

 

何もしてないのに

「ちょっとうまくなってる」と思うのは

錯覚です。

それかまぐれです。

 

そしたら勉強するしか無いじゃない?

外から吸収するしか無いじゃない?

 

私は今回VALENTIAに参加するにあたり

たくさん映画やドラマを観ました。

 

曲を作るにあたって、たくさんのジャンルを改めて聴き漁りました。

 

ボイトレに再度本格的に挑みました。

 

それが私の本当にいますべきことだと思ったから。

 

 

「VALENTIA」が終わったあと、

翌日からすぐに「CABARET ENGAB」の制作を始めました。

私は今年は止まりたくなかった。

 

このモチベーションのまま

突っ切りたかったのでした。

 

morph tokyoの閉店に伴ったイベント

「Thank You morph Special Live」

その日に、morphの店長と話をしました。

 

私はもう長いことあの場所でライブをしてきて

CDの販売にも協力をしていただき

私の音楽の道筋を一緒に作ってくれた場所です。

 

今の事務所、メンバー、全てと知り合った場所でもあります。

 

morphはなくなるけれども

morphで育った私が続けてゆくことで

morphも続いてゆく。

そんな話をしました。

 

そういうふうに思われているアーティストの方がたくさんいるのだと思います。

 

 

 

CABARET ENGABは

エンガブにとっては、トークショー「エンガブの部屋」と同様に

大事にしているイベントの一つです。

 

いつもライブとは違うコンセプトを持って

皆様に楽しんでもらうことをテーマにしています。

 

第三波が来ていると言われている最中

リスクが無いとは言えない状況でしたが

お医者様が医療を提供するように

飲食業者の皆様が食を提供するように

アマゾンが商品を配達するように

 

私は、望んでいる方がいるならば

きらびやかな別世界を提供したかったです。

 

新曲については

別の記事を立ち上げますが

この時期にあえて歌いたいなと思った曲でした。

 

ステージのはじめから最後までで

一つのデトックスになればいいなと願っています。

 

 

私は、まだ弱い。

力もない。

 

目の前で淡々と失われるものを観ることしかできなかった。

 

でも、今年は私をより強くしてくれた。

強くなりたいという欲求をさらに高めてくれた。

 

守りたいものを守れないのは嫌。

 

 

 

 

 

 

そういうマインドです。

私。

 

 

最後に

このブログを観てくれている方に。

 

あなた達が笑顔で明日を迎えられるように

私はもっと強くなります。

 

応援してくれてありがとう。

 

私も、あなたを応援しています。

 

Takassy