他の出演者より出遅れましたが
先日は、
VALENTIA - a story of Halloween Night -
お越しいただきましてありがとうございました。

 

 

このVALENTIAは所属する事務所PLAN CHIMEが総力を結集させて作った

新しい形のエンタメ!

というコンセプトだったんですが

 

総力を集結させたというよりも

それぞれの力をぶつけ合って新しい何かを作る爆発を起こさせた

ようなイメージです。

 

 

観てる人からしたら

誰がどの事務所だとか関係ないだろうし

例えば、誰か一人を見に来た人が

その人の所属してる事務所の他の人なんて

興味なかったりすると思うんです。

 

でも、私は思っている。

 

PLAN CHIMEはPLAN CHIMEである。

エンタメを作ることを心から愛している人だけが集う場所。

それがバレンs

 

PLAN CHIME

 

それぞれがそれぞれのアーティストとして立っているけれども

化学反応の様に、集まるとさらに面白いことを生み出すことが出来る

稀有な集団なのです。

 

 

注)真ん中の私は全員死ねと思っている。
 

憎しみを蓄積し続けた1ヶ月でございました。



おはこんばんちわ

ママよ。


私はバンシーという妖か妖精を演じました。

 

ヒデ山にはババンシーとか言われてました。

 

 

 

昔、人間の友達に裏切られたと思い込んで
妖精の島全土を巻き込んで
盛大にいじけた挙句、
誤解を解こうとした者たちを尻目に最強に駄々を捏ね
最終的に、自分の勘違いに気付き
号泣して気まずさを煙に巻き、

何事もなかったかのように微笑んで話を終わらせる

という役でした。



最悪なあらすじ紹介でした。


すみません。

 

 

本当はそんなんじゃありません。

 

 

 

 

 


この作品のテーマは
兄妹愛。
家族愛。
成長。
人種を超えた絆。

そして約束。


いつの時代も
いつの世界も
欲深い者たちが、他者の幸せを奪ってゆく。
そして、小さな幸せが塵の様に消されてゆく。

そんな現実でも日々起こり得るストーリーの中で
主人公のリサの純粋さが
大団円を導いたVALENTIAでした。



私が演じたバンシーという役は
感情をギリギリまで表に出さない人物だったので
できる限り、淡々と演じました。

それが、

全5回の公演で
一公演を終わるごとに
私の中でもバンシーが成長して
徐々に同化していき
演じ方も少しづつ変わって行ったように思います。

その中で、「演じる」という新しい表現方法に
今後、これをきっかけに向かい合いたいなと思いました。
表現者としての幅を広げるきっかけになった
この演目を本当に大切に思っています。





それにしても、この1ヶ月
なかなか複雑な胸中で過ごしていました。

私の登場シーンは
開演後1時間ほどすぎたあたりからで
さらに、他の出演者と違い
アンサンブルのシーンもなく
笑いのあるシーンもない
ので

バンシーの孤独をより感じるために
死んだような目で
出演者のリハーサルしている光景を眺め

舞台袖から笑っているMIHOを
あの女、アホみたいに笑いやがってコロs
とか思いながらずっと睨んでみたり


ネガティブなマインドをマックスにして
舞台の上に登場していました。


その登場シーンを見て
観に来ていたWEBERのHayatoさんから
「なんかゲームのレアキャラ(なんかスゲードラゴン)がガチャから出て来るみたいだった」
という感想を頂きました。

そう言われたことを後で演出のEBATOさんに報告したら
クソほど爆笑してました。

そりゃそうでしょうとも。
あの登場シーンの照明のリハーサル
スタッフの皆様
面白がってかなり入念にしていましたから。



私は、あのライトが当たった瞬間
ライトの熱でお尻がとてもあったかくて
夢見心地だった
ことをここで報告します。



出演者と共に写真を撮りました。

 

 


little Skeet先生。とゴス好きの女装

私が妖精たちに少々詰め寄るシーンがあって
「お前も・・・」「お前も・・・」とか3回ほど言って
言うごとに、ターゲットに決めた妖精を睨んでゆくんですが
毎回、ランダムに唐突にやってたんです。

でも最後は必ずこの方。
「今回も勝負ねw」とか言いながら
にらみ合い合戦してました。

Skeetをゾクゾクさせたら私の勝ちなの。

セリフのない演技が本当に素晴らしいので
助けられました。



おJ様。にさりげなく触れて内心ウハウハの女装。

もうねー。今回ねー。
楽屋でねー。隣に座っててねー。私が勝手にねー。

そんでねー、


スゲー楽しかった。


以上。


じゃなくって。

おJ、本番前もがっつり飯食うよ。
私、その姿みて、惚れ惚れしたよ。
私本番終わるまで、一切何も食べられないんだけど
さすがおJ様は、男らしく

「J君本番前もがっつり食べ・・」
「はい。(食いながら食い気味)」

少年ぽいのはあざといぜよ!!



しかも、本番前もナーバスになったりしてなくて
いつもと変わらずに
変わらない空気感でおしゃべりしてくれて
全然ふっつーに笑ったりして。
本当、もうね。かわゆす。



Taka.役のクルーラコーンと見せかけて結果いつでもTaka.と女装

 

何かの女装リサイタルに誰かの付き合いでしょうがなく来たけど

面白そうだったから、一緒に楽屋で写真撮ったロックミュージシャン。

 

ではない。


舞台袖で、毎回同じところで
すれ違うタイミングがあったんですけど
私が「あのタイミングでTaka.と目があうと安心する。」
って初日に言ったら
それ以降、ずっと必ずちゃんとこっちをみて笑ってくれるわけ。

 

結果、優しいわけ。


Taka.とのことを話し始めると本当に
長くなるので、ほどほどにしますが
以前も書いたんですが、本当に付き合いが気づけば長くて
色々な現場で一緒になったり
私が作った曲を歌ってくれたり
でも、同じ作品で共演したことはなくて
今回やっと、一緒の作品を作ることができて
なんか不思議な気持ち。
WEBERの4人に対しても本当におんなじ気持ちなんだけれども
欲を言えば、Hayatoも一緒にいたらもっと面白かったよなぁ
とか思いました。

 

 

 

 


MIHO & MASAKIと女装
今回、私の役設定上、舞台で会話したのはこの人たちだけなんですけれども。

二人とは同じシンガーとして
彼らの以前のイベントに携わらせてもらってから
ENNEAGRAMの中でも特に親しくなりました。

今回は、特にMIHOとのシーンが9割を占めていたので
と言うかこの舞台自体、ラストはほぼ
私とMIHO演じるリサのやりとりになります。

私、本当にもともとバンシー気質の闇属性キャラなんで
リサみたいな光属性の人間は
親しくならないと、心開けないんですけど()
まぁ、なんかイメージ的に
ワ●●ースのル●ィー的な感じじゃないですか。
リサ。
私、主人公の性格が合わなくて、
その有名漫画、早期挫折したんです。

(本当、敵作るぞそろそろお前。)

 

だから、ある意味、最後のシーンやりやすかった笑

そんで、MIHOが本気でリサで、体当たりで
バンシー的私にぶつかって来てくれたので
本当、彼女のおかげで、バンシーに成りきれたと思います。

マサキもミホも(英語にするのかったるくなった)
一つ一つのことに本当に真剣に真摯に向き合っていて

私も、日々そうしてるつもりだったんだけど
二人と一緒にやることで
改めて、この道に真剣に真摯に向き合いたいと思いました。

あぁ、もちろんENNEAGRAMの他のメンバーもそうですよ。
だけれども、全員のこと書けないし
なんなら、共演部分少なくて、くだらないふざけたエピソードしか
ないんですよ。


ごめんよ。ごめんよ。

KENTAがぼーっとしてて
RIKOがリハの帰り道に偶然遭遇した私をイヤホンでやり過ごそうとしたのに、逃がすものかと捕まえたり
moeto.が大体にやけながらよくわからないことほざいてたり
YU-YAがヒデ山ナンパしてて絶対その場だけの嘘に違いなかったり
Show-maが俺、今日カッコいい的な事呟いててマネージャーが白目向いてたり

とかしか書けないんだよ。

事件はどこでも起こってるんだよ。

私はみているんだよ。
くだらないことだけを。



正直この、VALENTIAの企画が立ち上がって
自分の役を知って、不安しかなかったんですけど
こんな共演者のみんなが周りにいたから
全部終えた今、
やってよかったと思えているなと感じます。


だから、全ての人に感謝したいです。

ありがとうございました。




最後にやっぱり

 

 


ヒデキと女装とガチ目で異世界から来たっぽい何か。

今回はそれぞれが自分との戦いで
現場でも、それぞれがそれぞれの課題に向き合ってました。


私は出番まで待機してる中で
二人のセクションだけは絶対に必ず見ていたんだけれども。

本当に早く、この二人と一緒に
3人に戻って、新しいステージ作りたいって思いました。

もう、観てよ!エンガブってこんなスゲーヲカマ集まってるんだよ。
って思いながら。


あーだってヒデキは超笑えたし、カミュっち超カッコよかったでしょ。
お互いの課題も見えたことだし
さぁ、次のステップに進みましょうか。
 

 

 

私個人的には、

私が演じたバンシーが皆様に何かを与えることができたのなら幸いです。

 

 


注)真ん中の私は全員好きと思っている。

 


以上よ。