今回は資源エネルギー庁の資料を調べてみました。

 

 下記のように電気をつくるコストを見れば、再エネによる発電コストが火力発電コストよりも安いと試算していました。

 

 



・原子力や再エネによる発電はほとんど温室効果ガス(二酸化炭素)を出さない
・火力発電は温室効果ガス(二酸化炭素)を多く排出している
・2020年時点でも太陽光発電コスト安価である
・2030年には陸上風力や太陽光発電コストが最安値なる試算を資源エネルギー庁が出している


 経済的に安価で二酸化炭素排出を抑制できる原子力や再エネへのシフトがなぜ進まないのでしょうか?
その理由として下記の理由が考えられます。
①再エネは自然条件により発電量が大きく変動する(安定供給できない)
②原子力は国民の同意形成が難しくやアレルギーもある
③電力送電網が自由に使用できないために地域間で融通できない(既得権益の打破)

解決方法の提案
①蓄電技術の革新や電気自動車の利用(3日程度なら日常生活ができるとのこと)
②現存する安全な原子力発電を利用する
(完全になくすのは原子力技術の低迷を招くので国力が低下する)
③電力業界の改革を推進する政治家を選ぶ

 経済的理論から安価で環境面から二酸化炭素排出を抑制できる再エネが拡大しないのは大変おかしなことです。
 

 太陽光発電や陸上風力に関しては様々なデマもあるようですが、緑地を減少させるような設置や人の暮らしに害(光害や低周波被害)を及ぼすような設置に配慮すればよいのではないかと思います。どうですかね。