SDGsの認知が広がっていますね。食品に関しても様々な問題があります。

 

例えば

・食品ロス

・不当労働による食糧生産

・貧富の差や紛争による飢餓 など

 

 日本では食品ロスが大きな問題ですが、フードマイレージも考慮するように言われています。フードマイレージとは下記の式で表すことができます。

食べ物の輸送量(トン)× 輸送距離(キロメートル)=フードマイレージ(トン・キロメートル)

何が問題か?フードマイレージ≒二酸化炭素排出量になるからです。

 

★フードマイレージを小さくするには?

輸送距離を短くすればフードマイレージは小さくなります。要するに地産地消を心がければ目的を達成できます。

 

 しかし、スーパーマーケットで買い物をすると都合よくそうはいきません。お店は消費者に安くてよいものを提供することを良しとしています。だから、普通に買い物すればフードマイレージを小さくすることはできません。輸入食品ならなおさらです。

 一方、食品を提供する人々(農業生産者、漁業関係者や食品加工会社など)は良い生活をするため少しでも高く売りたい。そのためには大都市圏で高く売り儲けたいと言う考えもあります。これは当然のことでしょう。

 

ではどう折り合いをつけましょうか?私個人の方針はこうです。

・輸入食糧品の購入を少なくする

 理由:不当労働による生産、長距離の移動や食料自給率低下などの懸念があるので。

・国内での移動は大目に見る

 理由:狭い国土で移動距離は比較的小さいく地方経済の特徴ある活性化に貢献できる。

     また、近い将来二酸化炭素排出量の少ない輸送方法への移行が期待できる。

 

環境活動家からは甘い考え方と思われるかもしれませんが、極めて現実的な考え方だと思います。

 

もっと問題なのは

エシカルで環境に配慮されたルールで食糧を調達すること

だと思います。