あるメジャー環境団体が推す化石賞。日本は2回連続受賞。
これをどう考えるかですね。
石炭火力が主力である電力会社が国内にたくさんあり、今やめると国民の生命と財産が危機を迎えるので「火力発電NO」とは言えないと背景があると思います。
また、私が直接聞いた話では現状でも経営が厳しい電力会社があります。国外において、特にアジアでまだまだ主力は比較的安価な石炭発電です。
日本にはアジアをけん引する(代表としての)国際社会的責任もあります。
一方、EUやUSでは原子力を容認しています。
特にフランスでは発電の大部分は原子力です。周辺国はフランスから売電してもらうことが可能とも聞いています。
そのような社会インフラの中で再エネを進めているのがEUなのです。
でも「火力発電をやめていきましょう!」は正しい方向性
なんですけど。
とにかく日本は、アジア全体で石炭火力をどう減らしていくプランを作成することが急務と思います。EUが何と言おうと、この案件は中国では牽引できませんので日本の出番ですね。
メジャー環境(保護)団体が発信する内容を自分なりに分析するようにしています。