あなたにとっては、「良いもの」って何ですか?

 

 

 一般に「良いもの」とは安くて品質の良いものですね。

もし、安くて品質の良いものを作るがために、ルールから逸脱したり、環境に悪影響を与えて製造したり、商売していたらどうでしょうか?

 

 

 例えば、コーヒー豆、カカオ、パームオイル(ヤシ油)、サトウキビ、綿花などの生産国で児童労働、劣悪環境下での長時間労働、賃金搾取、環境破壊、人権弾圧などが認めらた場合それらの取引は「良いもの」と言えるでしょうか?


 

 

 

 現代ではそのようなことを知って原料や商品を購入すると悪事に加担したとみなされ、サプライチェーンから除外されるようになってきています(いわゆる仲間外れ)。

 言い換えれば企業価値低下や人間性の信頼喪失を招いてしまい、社会での存在価値の低評価を受けてしまいます。過去にはナイキ、ユニクロ、H&Mなどは痛い目に遭いました。

 今では各企業は「CSR」「SDGs」の活動を通じて社会に貢献し、信頼性の失墜を避けようとしています。

 

 最近のニュースで、カゴメさんがある国のを原料として購入しないことを公表しました。どうやらその国の一部で人権弾圧が認められたからだそうです。

https://www.nikkansports.com/general/news/202104140000815.html

https://www.asahi.com/articles/ASP4G4WW6P4GOIPE00M.html


    

  我々個人でも賢い消費者として様々な情報(例えば認証マークetc.)をゲットして消費行動を変えれば世の中を動かすことができると信じています。なぜなら、商売人はいつも消費者の考え方や行動を注視しているからです。これも立派な社会貢献だと思います。