曜日不問で毎年6月5日に開催される熱田まつり花火大会(荒天時は翌6日に順延)。今年も昨年同様の夜勤明け日になったので、装備を整えて撮影に赴きました。
かなり長いページですが、ご容赦を……m(_ _)m

2024-06-07追記)縦位置の画像について、配列を変更しました(ブラウザ版で確認。アメブロ公式アプリは縦一列のままのはずです)。併せてタイトルの変更と一部文章の加筆修正を行っています。

2024-06-10追記)さらに文章の構成や内容に加筆修正を行いました。

 

ちなみに昨年の様子はこちら。

昨年は愛機・OMシステムOM-1で撮影しましたが、今回はこちらのカメラとレンズに。

 

キヤノン「EOSR6MarkII」。一度は使ってみたかったEOSのフルサイズミラーレス、今回もAPEXレンタル(公式サイト)で。最近、よくお世話になっています(^_^ゞ

 

撮影場所はこちら。

白鳥公園
(昨年の記事より)

今年も右岸側の白鳥公園内の水に囲まれた島のような場所で、数少ないベンチ横に三脚をセット。堀川沿いの歩道に陣取ってもよかったのですが、折りたたみ椅子も敷物も無いまま、打ち上げ開始の2時間以上前から立ち席で待機するのは流石に苦行なので(^_^;)
ちなみに昨年はこの時期らしい湿気のある天気でしたが、今年はやや強めの風が吹く、例年と比べて涼しい気候での花火見物になりました。

(以下、写真には明るさ他の編集を、一部の写真はトリミングも行っています。また、全てISO100で、花火はバルブ撮影(※) を行っています。)
(※) 花火や夜景撮影の手法の一つ。詳しくはググってね(^_^;)

花火を待つ皆さん

花火を待つ皆さん

花火を待つ皆さん

花火を待つ皆さん

花火の打ち上げ時間は19時40分~20時30分頃、18時過ぎから多くの見物客やカメラマンがやって来ました。

そして……

熱田まつりの花火2024 熱田まつりの花火2024

19時40分、打ち上げが始まりました!!

熱田まつりの花火2024 熱田まつりの花火2024

熱田まつりの花火2024 熱田まつりの花火2024

熱田まつりの花火2024

多少の編集は行ったとはいえ、さすがはEOSのフルサイズミラーレス。暗い部分が編集ソフトで明るくなっても、あまりノイズは目立ちませんでした。

 

さて、打ち上げ花火の撮影なので、多重露光(※) も使ってみました。「1枚の写真に多数の花火」はこの機能を使うか、後で合成するしか無いので。
(※) 一つのコマに何枚も写真を重ねて撮る撮影手法。デジカメの場合は特定のファイルに写真を重ねるかたち。

以下、EOSR6MarkIIでの多重露光の成果をとくとご覧あれ!! (などと大きなことを言える写真でもなく、あくまでも自己満足レベルですが……(^_^;))

熱田まつりの花火2024(多重露光) 熱田まつりの花火2024(多重露光)

熱田まつりの花火2024(多重露光) 熱田まつりの花火2024(多重露光)

熱田まつりの花火2024(多重露光) 熱田まつりの花火2024(多重露光)

熱田まつりの花火2024(多重露光) 熱田まつりの花火2024(多重露光)

熱田まつりの花火2024(多重露光) 熱田まつりの花火2024(多重露光)

熱田まつりの花火2024(多重露光) 熱田まつりの花火2024(多重露光)

熱田まつりの花火2024(多重露光) 熱田まつりの花火2024(多重露光)

熱田まつりの花火2024(多重露光) 熱田まつりの花火2024(多重露光)

熱田まつりの花火2024(多重露光)

ちなみに、多重露光を説明する前の写真にも複数の花火が写っているものがありますが、偶然の産物です(^_^;)

 

今回は花火撮影には欠かせない、純正リモコンケーブルのレンタル申し込みを忘れてしまい、その代わりに使ったのがこれ。

このアプリ、今回はリモコン機能のみ使いましたが、率直に言って「使いやすい」の一言でした。
例えば花火などに欠かせないバルブ撮影。このアプリは一度押したら再度押すまで「BULB」表示で押しっぱなし状態に。おそらく撮影モードの設定に合わせているのでしょうが、メーカーによってはシャッターのアイコンを押し続けるかスワイプして押しっぱなし状態にする必要があったような……?
スマホアプリの使い勝手を見ても、デジタルに関しては「さすがはキヤノン」と言ったところ、でしょうか? 他のメーカーのアプリをほとんど知らないので断言はできませんが(^_^;)

 

・EOSR6MarkIIを使ってみて

おおむね満足な使い心地 & 撮影でしたが、本機の多重露光撮影には思わぬ落とし穴が。
それは「RAW撮影ができない」。帰宅して撮影結果を確認していたら、多重露光の写真はファイル拡張子がキヤノンのRAWファイル「CR3」ではなく通常のJPEGであることに気がついたのです。大急ぎで公式サイトの解説ページ

を確認すると、最後の注意点の解説「記録画質に制限はありますか?」で

記録画質がRAWのみの場合もJPEG画像で記録されます

なんという盲点。私は「RAWで撮影してAdobe LightroomClassicで編集」というスタイル。写真を嗜まれる方なら御存知の通り、JPEG画像だと明るさ他の編集に限界があるからですが、まさか多重露光はJPEGのみとは。
参考までに初代のEOSR6の多重露光を調べたところ、最後の注意点の解説で

「各撮影画像、多重露出画像とも、記録画質の設定通りに記録されます。」

文面通りならR6は多重露光もRAWで撮影できるということ。二代目たるMarkII、なぜJPEG限定になってしまったのか……?

他にも難点があるとすれば、今回の「EOSR6MarkII + RF24-240mm」の組み合わせでの重量。
EOSR6MarkIIはバッテリーとメモリーカード2枚差しで約700g前後。そこにレンズの750gを加えれば、概ね1,450g前後といったところ。一方、愛機OM-1はバッテリーとメモリーカード込みで約600g強、メインレンズのM.ZUIKO12-100mmF4は561gなので、概ね1,200g弱。この約250g前後の差、持ち歩きの際は結構効いてくるような……(-_-;) まあ一緒に使うレンズにもよりますが。
あとは操作性ですが、こればかりは慣れが物を言いそうだし。

ともあれ、名古屋の花火大会の皮切りとなる(はずの)熱田まつりの花火、フルサイズミラーレスEOSの実力を十分味わうことができました。ちなみに、動作確認 & 試し撮りとして他にもいろいろ撮っています。

 

長くなりましたが、ご覧いただきありがとうございました。今年は花火大会にどれだけ行けるかわかりませんが、酷暑は勘弁願いたいなあ(^_^;)