先に出した津軽の私鉄ネタに続き、青函のJRネタを。まずは……。
(注: 記載の内容は旅行当時のものです)
1.青函トンネルと新幹線
今回の旅行、乗り物系に関しての最大の目的がこれ。
「青函トンネル入口広場」(毎年12月中旬~翌年3月末まで閉鎖。今別町サイト 青森県観光サイト)を訪れること。
4日目、宿をチェックアウトして直行。ここで北海道新幹線(公式サイト Wikipedia)と貨物列車を撮影したわけで。
まずは下りはやぶさ。この時は曇り空でしたが
上りはやぶさが来る頃には青空に。横一直線の雲と、わずかに見える太平洋を組み合わせて。ちなみに撮影直前、空を見上げると
こんな雲が。あたかも龍飛岬の空を翔ける龍のようにも。
この時、約30分後に希少なH5系(公式サイト)が来るとの情報を得ましたが、「少し時間があるし、他の撮影スポット探そう」と場所を離れたのが運の尽き、戻ったのはちょうどH5系が通過する頃……(- -;)
その代わりと言ってはあれですが、有名(?)なH5系デザインの公衆トイレ(冬季閉鎖)。近くには売店もあり、ドリンクやおやつが楽しめるのも高評価。
この日は午後にレンタルバイクを返却、新青森から新函館北斗経由で函館へ。
E5系下りはやぶさに乗り
その「瞬間」も撮影済(^_^) 既に日没後、入口広場の景色は暗闇の中でしたが。
そして忘れちゃいけない列車がもう一つ。
本州と北海道を結ぶ貨物列車。青函トンネルは物の通り道としても重要。
いざ北海道へ。多くの物資を届けるために。
それにしても、青森も函館も新幹線駅が市街地から離れているのは、何か惜しい気が。特に函館は隣の市内だし。
地元の意見や工費・工法他の問題はあったのでしょうが、例えば青森駅及び市街地の地下を通したり、函館も五稜郭駅の地下に新幹線駅を、そして周辺の地下を通して札幌へ向かうルートは考えられなかったのかな?と。どうせ青函ともに全列車停車でしょうし、線形が多少悪くなるのは許容されたような気が。
まぁ、部外者のよそ者の戯言ですけどね(^_^;)
2.青函のJR(+α)
青函トンネルに続いて、その他の青函JRを。
2-1.青森側
岩木山をバックに五能線(公式サイト)を五所川原・東能代方面へ向かう「リゾートしらかみ」青池編成(公式サイト)と
反対の弘前方面へ走る普通列車、GV-E400系(公式サイト Wikipedia)。
場所は変わって
北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅(公式サイト Wikipedia)。
その跨線橋にある、E5系いやH5系の運転席を模した「おくつの窓」から
津軽線(Wikipedia)の単行列車を撮影。進む先は
津軽二股駅(Wikipedia)。隣同士であまりにも差が……(^^;)
なお、津軽線は2022(令和4)年8月の豪雨により、大平~津軽二股間の複数箇所で崩落や道床流出などが発生。もともと利用者が少なかった蟹田~三厩間の存廃問題に発展している模様。
2-2.函館側
続いては函館のJR。今回は
函館本線と道南いさりび鉄道(旧江差線)の分岐駅、五稜郭駅から
キハ40形で函館まで一駅乗車。多少なりともJR北海道の収入増に貢献しないと(^_^)
車中から見た、函館運輸所に佇む道南いさりび鉄道の車両(上)と、函館駅に並ぶJRと道南いさりび鉄道のキハ40形。道南いさりび鉄道、塗装パターンは複数あると後で知る……(^_^;)
3.貨物列車
さて、貨物列車は道内でも撮影。
新函館北斗駅を通過する本州行きと
五稜郭駅に到着した本州発。
EH800形の解結作業、函館行の車内から撮影に成功。窓が開けられるキハ40形様々(※)。
(※) 走行風などが周りに迷惑をかけないよう配慮、確認しています。
現在、北海道新幹線の札幌延伸に向け、並行在来線区間の扱いが問題に。函館~長万部間も旅客はバス代行で充分として、せめて貨物専用線としての存続は必須かと。それも維持費他の負担に対する地元の姿勢次第ですが。
ちなみに、鉄道大国スイスにも地域旅客輸送はバス代行に切り替え、優等列車や貨物列車だけにした線区があるとか。
続きます。