新型コロナ流行の合間、福岡の旅に。実に約11年ぶり。ページが多いので目次をどうぞ(^^;)

 

まずは今回最大のイベント、レストラン列車の旅から。それが西鉄の「レールキッチンチクゴ」(以下、TRKC)。

西鉄6000形ベースの「通勤電車 → レストラン列車」の魔改造車。運行日や予約方法は公式サイトでご確認を。

太宰府駅とTRKC

オープンキッチン車の側面

車庫へと戻るTRKC

まずは太宰府行きのカフェ列車と西鉄福岡天神への復路回送を追っかけ撮影。「TRKC限定1日乗車券」の効力発揮(^^)

TRKC一日券
(画像加工済)

この一日券は天神大牟田線系統限定。ランチ or ディナー列車の予約客に限り、乗車当日に予約券(印刷したメール)提示で購入できます。ご覧の通り紙券なので、乗車の際は窓口で係員に提示を。

 

改めて、今回のランチ列車の旅のスタート。西鉄福岡天神駅の降車ホームが乗車口。

TRKC乗車のご案内

降車ホームでスタッフの案内を受けてチェックイン。新型コロナのワクチン接種記録を提示すると、この列車限定のクーポン券が。これも時勢柄ですね。

乗車前に記念撮影

乗車口は3号車で、乗車前に記念撮影。画像は加工してあります(^^;)

自慢のピザ窯付きキッチン

TRKCの自慢の設備、中間車のオープンキッチンのピザ窯を見ながら、スタッフの先導で今回の席のある1号車(先頭車)へ。

今回のランチ席

この写真の左側、二人席が今回のランチの席。

運転台の仕切り

隣の4人席は運転台の真後ろ、だけど前面展望は……「食を楽しむ」列車だから別にいいのかな?

天井は八女の竹細工

内装は沿線の地産地消がテーマらしく、例えば天井は八女(Wikipedia)の竹細工だとか。

TRKCの出入口

出入口はご覧の通り。見た目があれですが「某国の地下鉄駅のような閉まり方」(YouTube)はしませんよ(^^;)

マスク入れもTRKC

時勢柄、マスク入れも完備。ご覧の通り、気分盛り上がるデザイン(^^)

 

やがてスタッフが「出発の鐘」を鳴らし、列車は定刻11時51分に西鉄福岡天神を出発しました。今回のコース料理は別ページで紹介するとして、ここでは道中の景色などを。

太宰府へ向かう「旅人」

西鉄二日市ですれ違った太宰府行き「旅人」。この列車については後でご紹介。

西鉄のドクターイエロー

筑紫車両基地(Wikipedia)に留置中の5000形911編成(Wikipedia)。大規模事故などの復旧資材を積み込んだ「救援車」であり、天神大牟田線と太宰府線の架線を点検する「検測車」でもあるとか。
その車体色ゆえか、車内放送曰く「西鉄のドクターイエロー」(^^;)

沿線で手をふる飲食店

三沢~大保間、三沢駅の大牟田方にある「たこ焼き工房じゅん」(食べログ)で手をふる皆様。

従業員や家族、地元の皆様やお客さんも特製の旗を振ってお出迎え。こういう「地元の皆様のおもてなし」、いいよね(^^)

筑後平野を行く

やがて、筑後平野を走るようになり、西鉄柳川に到着。事前の申し込みでここで下車できます。ただし料金は大牟田までと同額(^^;)

大牟田が近づくとJR鹿児島本線と並走。そこへ

博多へ向かう「ななつ星 in 九州」(公式サイト)が!! 自席から見て背面側のため辛うじてだけど、撮れてよかった(^^)

そして、定刻14時22分に大牟田へ。2時間半の充実したランチ列車の旅でした(^^)

この日は観光協会のスタッフから観光パンフ等が入った記念品のプレゼントが。クーポンが入っていたので、大牟田駅東口にある観光案内所で炭鉱電車(Wikipedia)の本を買うのに使ったりして(^^;)

 

ところで、この列車には面白い(?)演出が。

何回か行う運転停車駅の一つ、西鉄久留米の先にある花畑駅。ここではサックスの生演奏が行われましたが、なんと奏者は担当運転士(@_@;) しかも、サックスと譜面台は運転台の中に置いてあったようで。
リピーターらしき他の乗客の会話を聞くと、サックスに限らず乗務員の楽器演奏が名物になっている模様。そこで思わず車掌に
この列車って、楽器が使えないと乗務できないのですか!?
そんなことはありません、とは言われましたが……(^^;)

ちなみにサックスの演奏は単線区間での運転停車中にも。この日の同じ号車の乗客、冒頭の運転台直後の4人がけテーブル席に挙式目前のカップルがいたそうで、特別デザートと合わせてのサプライズ。当然、私含め他の乗客も「おめでとう(^^)」。

なお、肝心のサックス演奏の画像はありません。一応撮ってはみたものの、運転士の肖像権に関わるし(※) ……。
(※) まさか、お見せできるような画像が撮れ(以下略)。

 

続きます。