中日を迎えた台湾旅行。今日は予定を変更して台中経由で中部の彰化へ向かうことに。

2010(平成22: 民国99)年11月24日(水)

一日の始まりは朝食から。ガイドブックでチェックしていた「八徳豆漿」へ。食後すぐに高雄車站ヘ向かえるよう、ホテルはチェックアウト済。

高雄八徳豆漿

台湾定番の朝食

豆漿(豆乳)と油條(スカスカの揚げパン)、ソーセージとパイの朝食。豆漿と油條は粥と並ぶ台湾(と言うより中華)伝統の朝食だ。油條はそのまま食べればスカスカだが豆漿や粥に浸した途端モチモチとした味わいになるから不思議。

台湾旅行4日目にして初めて中華な朝食を楽しんだところで本日の行程スタート。捷運の高雄車站で昨日使った一日券のデポジットの払い戻しを受け、左営で高鐵に乗り換えて台中へ。


今日のトップバッターは9時発の高鐵624次で台中9時58分着、自由席の10号車9A席に座る。ちなみに高鐵の自由席は台北寄りの10~12号車だけど、今週末の統一地方選挙の帰省客対策(※) で26日から29日までは9号車も加わるそうだ。
2021-05-24追記)(※) 台湾の選挙制度には期日前投票や在外投票がなく、戸籍登録地での当日投票のみ。それゆえ選挙の際は「民族大移動」が発生するとか。

車内で台鐵の時刻表を確認すると、うまい具合に追分線を通る列車、区間車5917次を発見。西部幹線は新竹~彰化間で急勾配のある台中経由の本線「山線」と海沿いで勾配の緩い「海線」に分かれ、追分線は彰化寄りでその双方を結ぶ短絡線。区間車も少ないけど運行されている。そんな列車が高鐵台中に併設の台鐵新烏日でうまい具合に接続しているのだから、荷物はあるけど乗らない手はない。彰化へは海線最初の駅・大肚で下りのキョ光13次が10分程でやって来るので、それに乗れば11時には着ける。

高鐵台中車站

新烏日車站

と言うわけで高鐵台中から新烏日(下)へ……意外と距離があり、荷物を抱えて激走するハメに。どうも未だに工事中らしく、通路が判りづらかったが何とか間に合った。

区間車5917次

今日最初の台鐵は、韓国製の通勤電車EMU500型。

山線との分岐点

海線との合流点

すぐに山線と別れて追分線に入り、追分で海線と合流して約15分で大肚に到着。

大肚車站

大肚車站前

駅自体は小さく、駅前に商店らしきものも無し。とりあえず写真を撮って待合室で次のキョ光13次の改札を待つ。

大肚車站のキョ光号

今度は約16分で今日のメインの目的地・彰化へ。

彰化車站

ここで街中へ出かける前に行李房で台北への行李託運の手続き。今日は北西部の桃園に泊まる予定なので一泊分の荷物とPCを残して身軽にするためだけど、筆談で交渉すると台北の取扱駅は松山か万華。今朝、華華大飯店を明日から2泊で予約したので、台北車站に近い万華にしてもらうと到着は明朝7~8時。さらに筆談で「車票」と書かれたのでTR-PASSを見せると、なんと「託送手荷物」扱いで無料に。得した(^^)

身軽になったところで、今日のメインスポットへ。

西部幹線沿いの道

地下道入口

地図を見ながら台鐵沿いに北上、地下道を渡って西側へ向かうけど、その地下道の看板には二枚とも堂々と人名が(^^;) それぞれ違う名前が書いてあるから看板の資金を出した人か?

 

続きます。