南足柄として初めての遠征(1泊2日)に行ってきました。

場所は静岡の御殿場。いやぁー人工芝のピッチいいですねぇ。あんな環境でいつも練習し、試合ができたらさぞ上手くなれるでしょう。


2日間で合計6試合を行い、結果は2勝1分3敗。

でも、収穫はたくさんありました。試合をやるごとに成長していく選手たち。チームのプレーコンセプトが徐々に浸透しつつあり、ゴールキックからはがしていくこともできるようになりました。

その精度をどんどん上げていくことが今後の課題ですね。


ゴールキックの練習をした際には相手のシステムは「3トップもしくは1トップ」という想定で常にうちのセンターバック2人に対して相手は1人という状況で練習をしていたんです。


で、試合前に一人の選手が「もし、相手がツートップで数的同数になった場合どうすればいいですか?」と聞いてきました。選手が考え始めていますね。うれしいことです。

その状況はまだ練習をしていませんが、解決策のヒントを彼には伝えました。


常に良い判断をし続け、相手をはがしていくサッカーができれば、いつでも主導権を握れるはずです。

ということは個人としての賢さももちろん必要ですが、チームとしての賢さがもっと必要です。


誰かが異変、またはずれに気がついたらそれをみんなに伝えようとしているか?共有しようとしているか?


相手のシステムはどうなっていて、こちらとかみ合った時にどのようなずれが生じるのか?

それに対して相手はどうカバーリングをしてくるのか?

どこから、どのように突けば相手は崩れるのか?


これをピッチでプレーしている彼らが理解し、実行に移せるように練習していかないといけませんねぇ。

サッカー理解度を高める。しかもそれを集団として。


後はピッチ外で寝食を共にし、また一つ団結力が高まったのではないかと思いました。

色んなことを学べたという意味でも今回の遠征に参加できて、本当に良かったです。


さぁこれに満足することなく、前に進んでいきましょう。